こんにちは、スーちゃんです。
私たち夫婦は2017年9月に日本での入籍を終えたのですが、私が台湾へ移住してからも、「結婚式」というイベントについてずーっと話し合うことはありませんでした。
しかし、私が台湾に移住して1年半が経とうとしていた2018年3月、 台湾でやっと『結婚式』を挙げることができました!
そんなのんびり発進なスーちゃん夫婦の結婚式の全貌を、これからシリーズにしてお送りしていこうと思います。
台湾での結婚式って?日本とはどう違うの?
これから台湾に嫁ぐ方、現在台湾人とお付き合いしている方、ただただ台湾好きだよ!って方の役に立つ情報となれば嬉しいです。
それでは、『台湾での結婚式』についてどうぞご覧くださいませ~!
台湾での結婚式にはまず婚紗撮影が必須!
『婚紗(Hūnshā)』とは、フンシャと読みます。
この婚紗とは、ざっくり言うと台湾式の前撮り写真のようなものです。
日本でも、前撮り撮影ではきれいな和装やカラードレス、ウェディングドレスで素敵な写真を撮ると思いますが、台湾での前撮りは気合いの入り方がかなり違います。
カメラマンさんやメイクさんの技術もかなり高いです。
(加工とも言う。この加工に私はかなり助けられました!)
台湾で結婚式を挙げる場合、まず先に婚紗の撮影を行い、式場に飾るアルバムや写真入りのミニカードなどを準備しておかなければなりません。
結婚式会場を予約する際、コーディネーターの方にも、いつ婚紗を撮影するか、アルバムの完成はいつになるか、など聞かれます。
それくらい重要なんです、婚紗撮影!
結婚式を挙げたいなら、婚紗撮影して来なさいよ!ってことです。
そう、実は私たちスーちゃん夫婦が結婚式を挙げることになったきっかけは、この『婚紗』撮影をすることになったからなんです。
台湾の結婚式に必須の『婚紗』イベント会場でちょっと泣いた話
あるとき、夫の陳さんとお出かけしていると、大きな駅の構内で婚紗のイベントをしていました。
(日本でいうブライダルフェアのようなものですね。)
陳さんとふたりでイベント会場を眺めていると、イベントスタッフの方に声をかけられ、婚紗の撮影について説明を受けることになりました。
婚紗撮影の説明をしてくれたのは50代くらいのセールスレディで、とってもハキハキしながら「婚紗撮影は早めにした方がいい!」「そして結婚式も早くね!」「子どもも早くね!」と、ライフプランをさらっと遠慮なくぶっ込んできてくれました。
初対面ですけどね!
でも、台湾では結婚したらすぐに子どもを、という考えが根強いなぁと感じます。
日本でも、結婚したら「子どもは?いつ?」と聞かれるかもしれませんが、聞かれるとしても少し年配の方に言われることが多くないですか?
同じ世代や、ましてや年下の友達に言われることはほぼないですよね。
ですが、台湾では、老若男女関係なく「子ども」について聞いてきます!
特に驚いたのは、夫の友達や後輩、そしてマンションのエレベーターで時々会う小学生の女の子にまで、「子どもはまだ?」と聞かれること!
みんな心配してくれてるのかなー、私がアラサーだから。
と、思っていたけどそうでもないみたいで、年齢関係なく会う新婚会う新婚に言っているようです(笑)
みんな台湾の人口増やしたいのかな。。。
でも、こうやって無邪気に話せる台湾のフランクさ、好きです。
こんなぶっ込んだことを話すセールスレディの方でしたが、実はこんなことも言ってくれたんです。
「便利で快適な日本から台湾に嫁ぐのは不便なことが多いのに、結婚して移住してさらに語学を勉強して本当に素晴らしい。幸せになって欲しい。」と言われ、ちょっとウルッとしました。
なんなら少し泣いちゃいました。
この時まで、海外に嫁いで移住するということは、不便なことなんだと考えたことがありませんでした。
自分で決めたことなんだから、不平不満は言うまいと踏ん張っていたので、このセールスレディの方の言葉になんだか救われました。
婚紗撮影の契約をしたら結婚式準備のスタートラインに立てる
スーちゃんをウルッとさせてくれたセールスレディの方から説明を受けた婚紗撮影のプランの内容やオプション、料金ともに満足いくものでした◎
そのため夫の陳さんも婚紗撮影に乗り気になってくれましたよ!
私たちスーちゃん夫婦がオススメされたプラン
【料金:39,800元】
含まれるもの
- 写真撮影(メイク含む)
- アルバム(選べる写真は30枚)
- 写真入りのミ二カード(400枚)
- 結婚式招待状(100枚)
- 結婚式場に飾る看板のような写真(60cm×75cm)
- 写真入りフォトフレーム
- 新婦のドレス7着レンタル(4着は婚紗撮影用、3着は結婚式用)
新郎の衣装はレンタル衣装の割引チケットをもらえるけれど、別料金が必要とのことでした。
それでも、日本円でおよそ140,000円(3.5円/1元で計算)でドレスを7着レンタルできたり、前撮りの撮影ができるなんて、やはり台湾は安いですよね~。
私たちは説明を受けた後、すっかりやる気になり、この会社で婚紗撮影をするぞ!と決め予約金を支払い契約を済ませました。
この時まで結婚式の予定も曖昧だった私たちは、婚紗撮影の契約をしたことで、本腰を入れて結婚式に向けて計画を立てるようになりました。
次回からは、台湾での結婚式準備を始めたスーちゃん夫婦の奮闘記です!
それでは。