台湾での前撮りである【婚紗撮影】を経験してみた体験談と感想

こんにちは、スーちゃんです。

婚紗撮影用と結婚式用のドレスを選び終わったので、今日は『婚紗撮影』についてお話します!

台湾での婚紗撮影ってどうなの?

言葉が通じなくてもどうにかなるの?

(中国語が話せる方は心配不要ですね!スーちゃんは全然なので。。。)

スーちゃん夫婦が婚紗撮影をしてみて、台湾での婚紗撮影がどうだったか、実際に思ったこと、感じたことと一緒にお話しますね♪

長文ですが,ぜひお付き合いくださいませ。

スポンサーリンク

台湾での前撮り『婚紗』撮影前に朝食はNG!

台湾での結婚式にてお披露目する前撮り写真、『婚紗』の撮影は早朝から始まります。

実際に早朝から行うことは、メイクとヘアーセット、ドレスのサイズ確認となりますが、撮影会社での集合時間は朝の8時。

私たちが婚紗撮影を予約していた会社は車で45分もかかる場所だったので、7時頃には家を出発しなければなりませんでした。

普段お出かけするなら、メイクやヘアセットに30分ほど時間が欲しいところですが、この日はメイクもヘアセットも必要なし!

洗顔と歯磨きを済ませた体一つで向かえばよかったので、早朝出発も苦ではありませんでした 笑

さて、撮影日前の打ち合わせでは、「婚紗撮影日に朝食は食べないこと。」と注意をされていました。

あぁ、お腹が大きくなるからかな?と思っていたら、撮影時には試着の時とは比べものにならないくらいドレスを締め上げるので、朝食を食べていたらお腹が苦しくて気持ち悪くなることがあるから、とのことでした。

それは困るな、と思いつつ、

撮影当日も朝ご飯はしっかりと食べたスーちゃんでした。

なぜなら、私は以前リゾートバイトで制服が本式着物の旅館でも働いていて、着物で長いこと働いていましたが、帯をがっつりと締め上げた状態でもしっかりとご飯を食べていました。

なので、そんな締め付けには屈しない体なんだと思い、朝ご飯を美味しく頂きました。

朝ご飯をしっかりと食べていましたがドレスの締め付けにも負けず、メイクとヘアセットも無事に終わり、夫はと言うと、ヘアにブラウンのカラースプレーをかけられ、お顔もしっかりとメイク下地とファンデーション、眉も凛々しく整えてもらっていました。

男の人でもこんなにきちんとメイクされるんだなぁと感動しました。

ちなみに、私はアイメイクのチェンジを一度お願いしました。

なぜならすっごく変だったから。

そのメイクが似合う人は似合うのでしょうが、私の顔には全然マッチしてなかったんですよね。こんなメイクは嫌だ!と思ったら、遠慮なく伝えた方がいいです。

私のメイク中、通訳係の夫は自分の衣装に着替えたり荷物の確認をしたりと意外と忙しくしていたので、私とメイクスタッフさんの会話を通訳する暇がありませんでした。

こんなこともあろうかと、希望するメイクスタイルの写真を何枚か携帯に入れておき、こんなメイクがいいということを指さしたり、顔で嫌だという気持ちを伝えたり(失礼!)、でも最終的には夫を呼んでもらうことになりましたが。。。

これは嫌です『我不要』、などの簡単な中国語は分かるのですが、メイクなどの細かな要望を伝えるにはまだまだ勉強が必要です。

さらにメイクのときの話なんですが、私と夫、二人が使ったメイク下地は、メイクさんおススメの下地(1本500元、使いきりのようなちっさいやつ)か、普通の下地かを選べたのですが、どう話をしてもおススメの下地しか使いませんよっていう雰囲気で、私たちの選択権はほぼなかったです 笑

このメイク下地、一人1本かなと思っていたら、なんと私は5本、夫は3本使うことになり(というか何も教えてもらわず、最終的に計8本となっていた)、メイク下地だけで4000元(日本円でおよそ14000円)の出費!!

これって普通なのでしょうか?

夫にあとから聞いたら、おそらくこのメイク下地を売り込むことでメイクさんのボーナスになっているのでは?とのことでした。

なんせ私も夫も婚紗撮影なんて初めてなので(当たり前か)、メイク下地にしても、こんなに何本も使うのかも、婚紗撮影でお金が発生する全てのことの相場を知らなかったので、なんでも言いなりとなっていました。

勧められるものはホイホイと...

なので、これから台湾で結婚式を挙げる予定の方、婚紗撮影をされる方、結婚式準備や婚紗撮影前には、旦那さまもしくは奥さまの台湾人のお友だちやご家族に準備にかかる費用の大体の相場を確認しておくことをおすすめします。

この相場は地域によっても違うので、お住まいの地域での相場を確認しましょう!

婚紗の撮影場所はだいたい希望を叶えてくれる!

朝の8時に撮影会社に到着し、10時頃には撮影の準備が整い、会社が予約していた大型のタクシーに乗り込み撮影場所へと移動となります。

婚紗撮影は、室内か屋外を選ぶことができます。

室内とは、撮影会社が保有しているスタジオでの撮影です。

屋外では、自分たちが希望するエリア、雰囲気を伝えると、撮影ルートをカメラマンさんやスタッフさんが決めてくれます。

スーちゃん夫婦は屋外を希望したので、メイクスタッフさんとカメラマンさんのレンタル料?屋外に連れ出す費用?のようなものが別途必要でした。

この婚紗撮影で私たちが希望した場所は、

  • バスケットコート
  • 迪化街
  • 台湾のローカルなお店
  • 空港

の4カ所です。

夫は中学生の頃からバスケットボールを始め、高校・大学はバスケのためだけに学校に通うような学生生活を過ごし、社会人となった今でも大学OBや社会人バスケットなどの計3つのチームに所属して、週末はほぼバスケをして過ごしています。

バスケットボールは彼の人生です。

スラムダンクは神です。

なので、バスケットコートは欠かせません。

次に迪化街(ディホアジエ)とは、台北にある歴史的建物が美しい問屋街で、私の大好きな観光地の一つです。

せっかくの台湾での婚紗撮影なのだから、台湾のローカルな感じを写真に撮りたかったのです。

そして空港とは、台北の松山空港の滑走路横にある広場では、着陸してくる飛行機が間近で見れるということを知り、日本から飛行機で来たし、という理由でぜひとも飛行機と一緒に写真を撮ってもらいたいとお願いしました。

(※以前は松山空港滑走路横の広場は立ち入りが可能でしたが、私たちが婚紗撮影をした2018年1月には中への立ち入りが禁止となっていました。空港整備のためと飛行機の安全のため。なので広場の外で撮影を行いましたが、このエリアもいずれは立ち入り禁止になるのでは?と聞きました。ダイナミックな飛行機の姿が見れるスポットだったので、残念です。。。)

おそらくどの撮影会社でも、希望の撮影場所を聞いてもらえますし、また撮影に対してふわっとしたイメージしかなくても、撮影に慣れたプロフェッショナルな方が揃っているので、おすすめな撮影場所をガンガン教えてくれます。

婚紗撮影はノンストップで!

それでは婚紗撮影の始まりです!

まずは台北にある大きな公園のバスケットコートでの撮影です。

私はふわっとした可愛いカラードレスですが、夫はしっかりとバスケのユニフォームにお気に入りのバッシュという出で立ち。

すごい違和感ですがそこがまた面白い!という写真になりました◎

カメラマンさんも地面に寝そべって最高の1枚を撮ろうと頑張ってくれました。

バスケットコートでの撮影のうちの1枚。

これシャッター1発で撮れたんです!すごい!

次に向かった撮影場所は台北の中でも有名な観光地、迪化街(ディホアジエ)での撮影です。

ここは古い歴史的建物が立ち並ぶ問屋街で、恋愛の神様である月下老人のお宮もあることから、いつも観光客でにぎわっています。

私もこの迪化街の雰囲気が大好きで、ぜひここで婚紗撮影をしたいと希望しました。

しかし撮影日が日曜でしたので、迪化街は普段よりもたくさんの人で溢れていました。

そんな人で溢れた大通りにタクシーで乗り込み、そして道端に広げた小さなテントの中でドレスチェンジをすることに!

まわり人だらけですけど!

シルエットでちょっとセクシーなことになってるんじゃないかとヒヤヒヤしながら、2着目のブルーのドレスに着替えました。

メイク直しも外!

この周りにはたくさんの人が。。。

その場でメイク直しをしていると、大通りを挟んだ向かい側のお店の前に、見慣れた顔が見えたのです。

ん?!と思ったら、なんと台湾に移住する前に働いていたホテルのフロントスタッフご夫婦だったのです!!

このご夫婦が台湾旅行に来ていることは知っていたのですが、日程的に会うことが難しいので、帰国日に空港で会う約束をしていたのです。

まさかまさかこんなにたくさんの人がいる観光地でばったり会えるとは!!

私がはじめお二人に気付いたのですが、お二人は私があまりにも派手なメイクだったので誰か分からず、台湾の何かの撮影だと思い自前のカメラで写真を撮ってくれていたそうです。笑

私は身動きが取れなかったので、夫に「友達がそこにいるから声をかけて連れて来て欲しい」と頼み、夫を向かわせると、なぜかご夫婦はダッシュで逃げるのです!!

追いかける夫、逃げるご夫婦...

どうにか捕まえて近くに来てもらい、やっと私だと分かってもらえました。

なぜ逃げたのか聞くと、私をカメラで撮ったから怒られるのかと思ったとのこと!

怖がらせてごめんね。

こんな嬉しいハプニングもありつつ、迪化街での撮影も順調に進んでいきました。

観光地でもあり人が多いので、撮影時にはカメラマンさんたちが人の通りを止めてサッと撮影するという繰り返しでしたが、足を止めさせてしまったにも関わらず、みなさん『おめでとう』と祝福の声をかけてくださりとても嬉しかったです。

迪化街では、台湾のローカルなお店でも撮影することができました。

台湾グルメで人気の高い“ルーロー飯”で有名な昔ながらのお店の前で、台湾の日常の風景に、非日常の出で立ちというこれも特別な写真となりました。

ここでなぜかカメラマンさんにルーロー飯を持つように指示され、なんだかルーロー飯の広告みたいになっちゃいました 笑

こちらがルーロー飯の広告写真

この後カメラマンさんおすすめの撮影場所でもいくつか写真撮影をし、最後に向かったのが台北市内にある松山空港です。

空港と言っても、空港内ではなく、滑走路の側にある着陸直前の飛行機が間近で見えるポイントでの撮影です。

この撮影では飛行機が何時に松山空港に着陸するのか気になっていましたが、カメラマンさんたちがどこの航空機が何時に空港に到着するかなど、飛行状況が詳しく表示されるスマホアプリをあらかじめダウンロードしてくれていたのです!!

感動!

私たちが滑走路付近に到着した頃はすでに夕方で、太陽も沈みかけていました。

なので、飛行機との撮影は次の航空機がラストチャンス!とまさかの1回だけしか撮影チャンスがないということに!

だったら最初の方に飛行機撮影に連れて来て欲しかったなー!と思いつつ、ラストチャンスに賭けます。

数分すると、チャイナエアラインが到着するぞ!とのことで、カメラマンさんが指示した位置にスタンバイ。

ごぉおおおーーーーー という大きな音が近づいて来たと思ったら、すぐ真後ろで大きな機体の飛行機が滑走路に向けて着陸していきました。

カメラマンさんのカメラ画面を確認すると、しっかりと航空機が写っており、私たちも目をつぶることなく満足な一枚となりました。

こちらもシャッター1発作品!

カメラマンさんどんだけすごいんだ!!

この飛行機との撮影用のためだけに、日本と台湾の国旗を探しまくりました。

(この国旗たちは結婚式後、父が日本に持って帰り、リビングに大切に飾ってくれています。)

台湾の航空会社であるチャイナエアラインと写真を撮ることができたのも、とてもラッキーでいい記念となりました。

これで婚紗撮影は無事に終わりました。

何のトラブルもなく、無事に撮影を終えることができて本当によかったです。

まとめ

スーちゃん夫婦の婚紗撮影は1月でしたが、寒くもなく暑くもなく、とても過ごしやすい日での撮影となりました。

ですが、夏場や冬の寒い時期は辛くて笑えそうもないなぁと思ったり。

屋外で婚紗撮影を希望するのであれば、撮影時期にも注意した方がいいですね!

立ち止まる暇がないほど慌ただしい婚紗撮影ですが、カメラマンさんや助手さん、メイクスタッフさん、素晴しい人たちに助けてもらい、素敵な婚紗写真を撮影することができました。

毎日ではないでしょうが、月に何度も同行するであろう婚紗撮影は体力勝負の大変なお仕事でしょうね。

お疲れ様です。

そしてありがとうございました。

私は撮影時に言葉の問題が心配でしたが、通訳係となる夫は常に側にいますし、カメラマンさんたちも私が中国語があまり話せないことを分かっていてくれたので、英語やジェスチャーを交えつつ、対応してくれました。

これは撮影時だけでなく、撮影会社で対応してくれたどのスタッフさんもそうでした。

なので、言葉が分からなくても、婚紗撮影で特に困ること、不安なことはありませんでした。

唯一困ったことは、メイクのスタイルが日本と台湾では異なること。

台湾はこれでもか!!っていうくらい派手にします。なんならみんな同じ顔になりますし、私も後日友人に婚紗写真を見せたら、『めっきり台湾顔になったね』と言われました。

その部分を少しでも自分の好みに合わせてもらわないと、婚紗撮影ではやり直しがききますが、結婚式では泣きを見ますよ。

さて、婚紗撮影が無事に終わったので、次回からは結婚式に必要な準備物のお話です!

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

Copyright © 2023 つぎどこ。【スーの離島移住ブログ】 All Rights Reserved.