みなさんこんにちは!スーちゃんです♪
台湾観光の際、タクシーを利用するという方も多いかと思います。
台湾のタクシーの初乗り運賃はだいたい80元くらいでしょうか。日本円でおよそ300円弱です。
スーちゃんも普段の生活でタクシーを利用することがありますが、最寄りの駅から自宅まで、タクシーでおよそ20分の距離で200元(700円くらい)です。
このように、日本と比べるとべらぼうに安いので、タクシーを使って観光に出掛けたり、または空港へ向かうという方もいらっしゃることでしょう。
ほとんどのタクシー運転手さんは優しいですし、気さくに話しかけてくれたり、こちらが日本人だと分かると丁寧に観光場所を教えてくれる方もいます。
ですが!!
やはり、客が日本人(外国人)だと分かると悪~い気持ちになってしまうドライバーさんがいることも、事実です。。。
それでは、実際にスーちゃんが台湾で遭遇したタクシーのぼったくり事件についてお話します。
目次
台湾中部の田舎へ一人で向かったときにぼったくられた話
2年ほど前、友人の結婚式参加のため、台湾中部にある山の中の結婚式場まで一人で行くことになりました。
この頃はまだタクシーに乗っても目的地を中国語で伝えることができなかったので、目的地は紙に書いてドライバーさんに見せるようにしていました。
友人の結婚式場までは、『最寄り駅からタクシーでおよそ20分、200元くらい』ということを招待状に丁寧に明記されていました。
そこで、私は駅前に待機しているタクシーに乗り込み、結婚式の招待状をドライバーに見せ、この式場へ行きたいと伝えました。
ドライバーはOKと言ってタクシーを発進させましたが、私はすぐにメーターが動いていないことに気が付き、メーターを指さして「OK嗎?(いいのですか?)」と聞きました。
するとドライバーは、「300元だ」と言い張るのです!
私は、“あ、ぼったくるつもりだ。”と思い、駅からそんなに離れていない場所で「ここで降ります。」と言いました。
しかし、ドライバーから「じゃあここで300元払え」と言われ、訳がわからないけれど、残念ながらその頃はまだ反論することができなかったので、しぶしぶ目的地まで再度向かってもらうことにしました。
今だったら近くの他のタクシードライバーに助けを求めるか、警察に連絡するくらいできるようになったのですが。。。
そして結局目的地の結婚式場に着いたら300元と言うので、友達の結婚式前にまた嫌な思いをしたくないのでドライバーの顔を見ずに300元をサッと渡してタクシーを降りました。
今思い出しても、悔しいなぁ~という気持ちが残る出来事でした。
台北などの観光地であれば、このようなあからさまなぼったくりは行われないと思いますが、私がこのぼったくりに遭ったのは台湾の中部の小さな町でした。
もちろん、この小さな町のような田舎のタクシードライバーがみんな悪い人ということはありません。
しかし、やはり外国人をいいカモと考えている人も少なからずいますので、注意しておいてくださいね。
自宅から桃園国際空港へ向かったときにぼったくられそうになったらしい話
先日、日本から友人が台湾旅行に来て我が家に2泊し、日本帰国の日には我が家から桃園国際空港へ向かうこととなりました。
私の家は桃園国際空港から車でおよそ35分です。
タクシーを利用すると、片道でだいたい600元(2,300円くらい)です。
友人が日本へ帰国する日、家の近所のコンビニで呼んだタクシーに私も一緒に乗って、空港へ向かいました。
およそ40分後に桃園空港に到着し、運賃は640元でした。
このとき、私は1,000元札しか持っていなかったので、1,040元をドライバーに渡し、400元のお釣りをもらうつもりでした。
しかし!!
ドライバーは私が渡した1,040元を片手に、「お釣りを持っていない」と言うのです。
私と友人は「えぇ!?」と驚き、私たちも細かいお金はないと伝えても、「お釣りがない」の一点張りでした。
どうしようもないので、ドライバーにちょっと待っててと伝え、私はダッシュで空港内のコンビニに行ってドリンクを買い、1,000元をくずして640元を持ってドライバーの元へ戻りました。
私は『お釣りも持たずにタクシー運転するとは、さすが台湾!!』と、これも台湾のテキトーな部分の一つだと思っていたのですが、
夜仕事から帰宅した夫にこの出来事を話したところ、
『それは空港の警備員か警察を呼ばなきゃダメだよ!』と言われました。
夫いわく、国際線に乗る中国語を話せないような海外旅行者は狙われやすいらしく、どうせ台湾から出るのだから、数百元のお釣りで揉めるより、1,000元をぱっと置いていくだろうと思われているようです。
お釣りを用意せずに営業しているタクシーは絶対にないから、「お釣りがない」と言うことで私たちが1,000元を置いていくことを期待したのではないかということでした。
なんてこと!!
ちょっと面白い台湾ネタかと思ったら、まさかぼったくられそうになっていたとは。。。
なかなかショックでした。。。
台湾でタクシーのぼったくりに遭わないためにも
まず、基本的なことですが、タクシーに乗車し目的地を伝えてタクシーが発進したら、メーターも動いているかを確認しましょう。
メーターが動いていなければ、ドライバーに「メーターを倒して」という中国語の『跳錶 Tiào biǎo』チャオビャオ と伝えてみてください。
それでもメーターを倒さず、目的地に到着し運賃をタクシードライバーの言い値で言われた場合には、そのタクシーの会社とナンバーをメモし、警察に届け出ましょう。
次に、今回スーちゃんが“台湾面白ろネタ”と思っていたら実はぼったくられそうだったという『お釣りないよぼったくり手法』ですが、
もしも空港到着後や観光地でこのような場面に遭遇した場合、
- 空港の出国エリアには警備員が巡回しているので近くの警備員を探す
- 警察を呼んでもOK
- 運賃を支払ってしまったらタクシーのナンバーを覚えて警察へ届け出る
以上の方法を取ってください。
夫からは『腕を組んで後部座席から動かない』というアイデアもいただきましたが、どうでしょうか!
そして台湾では黄色のタクシーが安全と言われている公式のタクシー会社となっていますが、実はスーちゃんが遭遇したぼったくりは2つとも黄色のタクシーだったので、ちょっとどうなのよ。。。とも思いますが。
台湾で何十回もタクシーに乗っているけれど、ぼったくりなんて遭ったことがないよ、という方もいますし、そうそう台湾でタクシーのぼったくりに遭うことは少ないのかもしれません。
しかし、万が一台湾旅行中にこのようにタクシーのぼったくりに遭ったら、まずはタクシーのナンバーを控えておきましょう。
そして可能であれば警察に届け出て、ぼったくりタクシーを成敗したいですね!
台湾でのタクシーでぼったくられた話についてのまとめ
【タクシーでぼったくり】と聞くと、バリ島やタイなどの国で起こることで、自分がそのような国に行かない限り、ぼったくりに遭遇することはないと思っていました。
しかし、実際ぼったくりに遭い、まさか台湾でもタクシーのぼったくりがあるなんて!と、驚きとともに自分の勉強不足さに悲しくなりました。
ですが、今ではこのような経験をしたおかげで台湾へ来る友人たちにも注意喚起することができるので、いい社会勉強だったと思います。
どうか台湾へ旅行に来られる方が少しでも嫌な思いをせずに済みますように。
タクシーにを利用される際には、どうぞお気をつけください。