台湾旅行中【タクシーに忘れ物】をしたらすぐに警察へ!その理由とは

みなさんこんにちは、スーちゃんです。

台湾はタクシーの初乗り運賃が80元(日本円でおよそ300円)と安く、運賃も割安なため、台湾観光の際にはタクシーを利用するという方も多いかと思います。

しかし、台湾旅行中、うっかり携帯電話やお財布をタクシーの中に置き忘れてしまった!なんてことがあるかもしれません。

そこで、この記事では台湾旅行中に携帯電話などをタクシーに置き忘れてしまったときの対処法をご紹介します!

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タクシーの中に忘れ物をしたらすぐに警察へ

以前、スーちゃんの友人が台湾観光中に台北駅から夜市へ向かうためにタクシーを利用し、夜市で買い物をしようとした際に携帯電話をタクシーに置き忘れていたことに気付きました。

友人はすぐに夜市の近くにある警察署へ行き、タクシーに携帯電話を置き忘れてしまったことを伝えました。

このとき、付き添っていた別の友人からLINEでスーちゃんに連絡があり、警察官の方との通訳を頼まれ、夫の陳さんが間に入って状況の説明をしてくれました。

しかし、友人たちはもちろんタクシーのナンバーなどは全く覚えておらず、タクシーを乗った場所、降りた場所とだいたいの時間しか分からない状態でした。

警察の方にそのことを伝えると、「すぐに道路上にある監視カメラで確認してみます。」とのこと。

台湾では、道路の至る所に監視カメラが設置されていて、交通事故や事件だけでなく、このようにタクシーの中に忘れ物をした場合、タクシーの特定にもすぐに対応することができるそうです。

しかし、友人たちがタクシーで向かった夜市は饒河街夜市という、台北の松山空港方面にある大きな夜市で、ここを管轄する警察署では、台北駅付近の監視カメラは管轄外で確認することができないと言われました。

「同じ警察なのに、カメラの情報は共有しないのか!」とちょっと面倒だな~と思ったのですが、饒河街夜市付近のカメラの映像は確認できるとのことで、タクシーの降車場所のカメラを確認してもらうことになりました。

しかし、ここで問題発生!!

友人たちがタクシーを降りた場所にも監視カメラが設置されており、タクシーも乗客たちの姿も確認することができるのですが、なんと肝心のナンバープレート付近がちょうどうまく写されていないではありませんか!

これには私も友人たちもがっかりやらなんだか面白いやら。。。笑

それでも、カメラの映像を見ながら降車時間とタクシーの雰囲気、乗客の姿を確認していると、友人たちが乗ったであろうタクシーを発見!

一緒に映像を見ていた警察官の方数人が、タクシーに書かれている文字やマークを見ながら、「○○のタクシー会社かな?」「いや、△△の会社じゃないか?」とずっと調べてくださり、そして友人たちが警察署に駆け込んでから約2時間後、やっとタクシーを特定することができたのです!!!

すぐにタクシー運転手に連絡を取ってもらい、友人の携帯電話はタクシーの中で無事に発見、すぐに饒河街夜市まで届けてもらうことができました。

少ない情報でずっとタクシーの特定をしてくださった警察の方たち、そして携帯電話を無事に届けてくれたタクシー運転手の方には本当に感謝ですね。

台湾旅行中、タクシーやバスなどから降りる際には忘れ物がないか確認してから席を立つようにしましょう!

タクシーに忘れ物を届けてもらうにはチップが必要

友人の不注意でタクシーの中に携帯電話を置き忘れ、警察でタクシーを特定してもらい、その後無事に携帯電話を届けてもらうことに成功したのですが、実はこのとき、タクシー運転手にチップを要求されていたそうなんです。

忘れ物を届けてくれたタクシー運転手、このときすでに業務を終了して自宅に帰宅していたそうで、自宅も饒河街夜市から少し離れた場所だったそうです。

なので、警察の方がこれから饒河街夜市まで携帯電話を届けてくれるか?と運転手に聞いたところ、「チップがいるよ」と答えたそうです。

警察の方も「OK」と言い、友人たちには「タクシー運転手が携帯電話を届けに来てくれるけど、お礼として200元くらい渡してあげて」と言いました。

(日本円で700円くらい)

私は「チップなんているんだ!?」と最初は思いましたが、勤務終了後に忘れ物を届けに来てくれるんだし、仕方ないかと思いつつ、勤務終了前に車内確認しないんだね!とも驚きました 笑

勤務終了前に落し物に気付いてくれていたら、すぐに警察署に届けられていただろうに、友人の携帯電話はタクシーの中でひっそりと取り残されていたのかと思うと早く見つけられて本当にラッキーですね。

友人たちいわく、タクシー運転手は携帯電話を持って来てくれたときにはちょっと不機嫌だったけど、200元渡したら笑顔で帰っていったとのことでした。よかったよかった。

台湾でタクシーに落し物を届けてもらう際、必ずチップが必要なのかは分かりませんが、警察の方も「チップ渡してあげて」と言うくらいですのでよくあることなのかもしれません。

でも新しい携帯電話を購入するよりかは安く済みますし、台湾の土地に慣れていない人であれば、指定された場所に忘れ物を届けに行くよりかタクシーに届けてもらえた方がラクですよね。

そう思うと、お礼に気持ちよくチップを渡すのもいいかと思います。

台湾旅行中にタクシーに忘れ物をしたら警察へのまとめ

台湾では、政府機関が設置している道路上の監視カメラのほかに、商店なども個人的に防犯のためにカメラを設置しているところが多いです。

以前、夫の陳さんが停めていたバイクの後方部分が車に当て逃げされ壊されていましたが、近所の朝食屋さんのカメラがばっちりその現場を写していて犯人を特定することができました。

このように、台湾旅行中に事故や事件、またはタクシーやバスの中に忘れ物をした場合にも、監視カメラによって解決できる場合が多いです。

なので、タクシーの中などに忘れ物をした場合には、できるだけ早く警察署に届けるようにしましょう。

中国語が話せないけど大丈夫かな、と思うかもしれませんが、友人たちが駆け込んだ警察署でも、タクシーを特定している間に日本語が話せる警察官を呼んでもらえました。

台北などの観光地には日本語が話せる方が多いですし、もしも日本語が通じない場合でも、警察の方は親切に対応してくださるので、心配せずに相談に行ってくださいね。

この記事が台湾旅行中のもしものときのお役に立てればと思います。

(もちろん忘れ物をしないことが一番ですが!)

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コメント

  1. アバター なっつん より:

    はじめましてスーちゃんさん♪
    突然のコメントすいません…10月6日から8日まで初台湾旅行をし、携帯をタクシーに忘れてしまい、失意の中なにか情報はないかと検索をしていたところスーちゃんさんのブログにたどりつきました。
    また、この記事が書かれたのがちょうど私の誕生日だったこと、私も過去に国際遠距離恋愛をしていたこともあり、なんだか勝手に親近感を覚えコメントしてしまいました!

    携帯を忘れたことにはタクシーを降りてすぐに気づき、管轄の警察で手続きをするまでたくさんの台湾の方の善意に助けていただき、人の温かさに涙がでました。

    結果的には携帯は見つからないままで、台湾での思い出も見ることができず大変ショックなのですが、心にはほっこりしたものもあり…また行きたいなと思っています。
    スーちゃんさんのブログで台湾のこと国際結婚のことこれから楽しみに読ませていただきます☆

    • アバター スーちゃん より:

      なっつんさん
      はじめまして。コメントをくださりありがとうございます!
      初めての台湾旅行で携帯をなくされたとのこと、知らない土地での捜索、大変でしたね。
      携帯が見つからなかったとのことも、とても残念です。
      それでもまた台湾へ旅行に来たいと思ってくださっていること、本当に嬉しいです!
      またこの記事を書いた9月26日がお誕生日だったんですね、おめでとうございます♪(^-^)
      国際遠距離恋愛も経験されていたとのこと、親近感が湧きますね。
      これからも台湾や国際結婚についてお役に立てる情報を発信していこうと思いますので、どうぞよろしくお願いします♪

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