みなさんこんにちは、スーちゃんです。
台湾で車を運転しない場合、MRTやバスを使う機会が多くなるかと思います。
私も語学留学時代、そして結婚後しばらくの間は台湾での車の運転に不安があったため、移動手段はもっぱらバスでした。
海外でのバス利用はハードルが高いような気もしますが、台湾では日本と同じ漢字を使っているので、表示される行き先も分かりやすく、またアプリも発達しています。
そのため、語学学校へ通ったり遊びに行くにもよくバスを利用していました。
しかし、語学学校へ通っていたとき、あるバスドライバーさんからストーカーのような行為を受け、しばらくバスに乗れなくなる事態に。
今回は、特に女性に気をつけていただきたい、台湾でストーカー行為にあったらどうするべきかと、実際に行った対処法を紹介します。
台湾でバスドライバーにストーカーに遭った話
これは結婚し台湾へ移住後、また中国語を勉強しようと語学学校に再度通いはじめたときの話です。
語学学校は留学中に通っていたときと同じ学校だったので、利用するバスも同じです。
ある日、学校の帰りにバスに乗り込むと、40代くらいのドライバーの方に「外国人?」と聞かれました。
「日本人です」と答えると、ドライバーさんは運転席のすぐ後ろの席に座るよう促し、いろいろと質問してきました。
私は台湾は日本人にとても好意的に接してくれるからと安心し、何も考えずに質問に答えていました。
(このとき、結婚していることも伝えました。)
その後このドライバーさんとは語学学校帰りによく遭遇するようになり、あるとき「日本語を教えて欲しいから連絡先を教えて」と頼まれたのです。
しかし、連絡先を交換するのはちょっと怖かったので、「自分の電話番号をまだ覚えていないので」とお断りしました。
そこで、ドライバーさんは自分の電話番号を書いたメモを渡してきたのです。
この一連の流れだと、台湾ではよくあることなのかなと思います。
夫の陳さんもよくショップの店員さんとLINE交換したりしているので、台湾人にとって連絡先交換は日本と比べると気軽さがあります。
しかし、この連絡先交換を頼まれた頃には、「家はどこか?」「空いている日はあるか?」なども聞かれるようになったため、警戒するようになっていました。
そして電話番号のメモを渡された日はそのままバスを下車しましたが、次会ったときにも電話してねと言われるようになってしまい、もうこのバスには乗れないと思い、夫に相談しました。
ストーカー行為への対処法
毎日のように利用していた語学学校への行き帰りのバスのドライバーさんからストーカーのような行為を受けてしまい、とうとう夫に相談して対処することになりました。
夫はまずバス会社へ連絡すると言ってくれたのですが、自宅近くのバス停がバレているので報復が怖いと思い、それは控えました。
結局私ができたストーカー行為への対処法は、(かなり)不便だけれど別のバスを使うことです。
ちょっと悔しいですけどね。
我が家から語学学校までは2つのバスが通っており、普段使っていたバスは私の授業時間にちょうど合う時間帯で運行していました。
しかし、そのバスのドライバーさんからストーカー行為を受けるようになってしまい、不便ではありましたが別の便のバスを利用するようにしました。
これは我が家から語学学校までのバスが2つあったこと、そして通学期間が残り少なかったからできたことです。
もしもほかの手がない、通学期間も年単位である場合には、やはり強気で対処しなければいけなかったと思います。
台湾でもしストーカーに遭ったら
台湾でもしストーカーに遭ったら、まずは家族や友人、恋人に相談しましょう。
台湾は親日国だから、日本人に優しいからと「仕方ない」と我慢していてはいけません。
もちろん、こちらも好意が持てる接し方で常識の範囲内での行動でしたら、ただ純粋に外国で暮らす私たち日本人を心配してのことだと思います。
しかし、こちらが不快に思うほどプライバシーに踏み込んできたり、接触してこようとしたりする行為は『ストーカー』です。
私のようにバスドライバーや会社に属している人からのストーカー行為の場合、カスタマーサービスへ連絡するのも一つの手です。
また、あまりにもストーカー行為がひどい場合には、警察へ届けましょう。
実は台湾では自殺者は少ないけれど、恋愛のもつれでの殺人事件がかなり多いことをご存知ですか?
台湾人は恋愛に真っ直ぐなため、自分の思い通りにならないと相手に危害を与えてしまう人がいます。
(※みんながみんなではありませんよ!)
そのため、ストーカー行為も放置しているとどのように発展するか分かりません。
私のように、「台湾人は優しいから」「考え過ぎかな?」と思いながら我慢はせず、これはストーカー行為だ!やばい!と思ったらすぐに対処しましょう。
まとめ
台湾は親日国でもありますし、日本人と聞くとみなさん優しく接してくれますよね。
そのため、老若男女こちらに話しかけてくれる方はみな好意的に感じてしまい、つい距離感を誤ってしまうことがあります。
しかし、こちらが日本人だからと遠慮なくプライバシーにも入り込もうとする人も一定数いることも覚えておいてください。