みなさんこんにちは、スーです。
2022年の春に家族とともに日本へ帰国して、そのまま瀬戸内海に浮かぶ小豆島に移住しました。
台湾から日本に帰国してすぐに家族で小豆島に移住!?どうやって??と多くの方に驚かれました。
そこで、今回は台湾から一気に日本の離島へ移住した方法や使ったサービスなどについてご紹介します。
海外にいながらも、日本の離島に移住するための準備はできるので、ぜひ参考になさってみてください。
私たち家族が瀬戸内海の離島【小豆島】へ移住する際は、以下のようなサービスを活用しました。
- 移住者支援サービス
- 移住体験施設
- 空き家バンク制度
それぞれの制度の内容について、解説していきます。
いつかは日本の田舎で暮らしてみたいとお考えの方の参考になれば嬉しいです。
1.移住者支援サービス
私が利用したのは、小豆島の【移住者支援サービス】です。
※自治体によってさまざまな名称・サービスがあると思います。
小豆島では、まずはNPO法人Totieさんが島への移住を希望する方々の窓口となり、家や仕事、生活について相談することができます。
その後、必要であれば役場の担当課に繋いでもらえます。
我が家は小豆島に移住するおおよそ1年前にTotieさんに連絡をして、メッセージやオンラインにて相談をさせていただきました。
主に、家の見つけ方や島での育児についてです。
私は台湾に移住する前に小豆島で5年ほど暮らしていたので、島の雰囲気や生活面で心配なことはほぼありませんでした。
今回は家族を連れての移住なので、主に家族で住む場所や育児について確認しておきたかったのです。
また、小豆島での台湾カフェオープンの案についても相談をして、前向きに検討するようになりました。
Totieさんのように、島に移住を希望する人たちが気軽に相談できる窓口があるのは、とても安心できますね。
自分たちだけで島や田舎に移住を検討するとなると、何からしたらいいのか、どこに相談したら家や仕事が見つかるかなど、行動する前に悩みが増えてしまうと思います。
移住前に悩みが増えると、やはり腰が重たくなるなぁと今回の台湾から日本への大移動で感じました。
2.移住体験施設
台湾から日本へ帰国して、隔離と地元への帰省が終わってから小豆島に家探しに来ました。
その際、小豆島町の移住体験施設を利用させていただきました。
移住体験施設とは、島への移住を希望する人が短期から長期にかけて滞在できる施設のことです。
島での暮らしをまずは体験してから移住するかどうかを決めたい、とお考えの方も多いかと思います。
でも、特に田舎ではマンスリーやウィークリーマンションってあまりないんですよね……
小豆島にもなかったため、我が家も家探しの際はホテル滞在か……と思っていたらこちらの移住体験施設のことを知りました。
施設は古民家やアパートタイプがあり、1泊2,000円です。
(施設や宿泊日数などによって変動します)
我が家は1ヵ月半ほど予約して、正式に住む家の契約が済んだ際に退去しました。
こちらの施設では日常生活に必要なものがすべて揃っているため、自分たちの服や消耗品などを持ち込むだけで生活できたのでとても助かりました。
以下にて、小豆島の移住体験施設に関するサイトを掲載します。
小豆島には土庄町と小豆島町があり、希望するエリアに滞在することができます。
また、どちらの町の施設に滞在していても、別の町への移住検討をするのは問題ありません。
3.空き家バンク制度
空き家バンク制度は、過疎地の空き家を市役所や役場などの公式サイトに掲載して、移住を希望する人が住む家を探しやすくするためのサービスです。
小豆島にも空き家バンク制度があり、台湾にいるときから毎日のようにチェックしていました。
空き家バンクの住宅では、「賃貸」か「売買」かを選べます。
我が家は最初、空き家を購入してリフォームを行う予定でした。
しかし、実際に内覧してみると希望額の住宅は大規模な修繕が必要であることがわかり、まずは賃貸で住んで数年かけて希望に合う家を探すことにしました。
今住んでいる家も空き家バンクで見つけました。
台湾では難しかった、庭付きの一戸建て(2LDKの駐車場あり)です。
ひと月1万6,000元ほどなので、台湾の賃貸に比べたら破格かと思います。
あと、移住者のための家賃補助が受けられているので、さらにお安く借りることができています。
島への移住によって受けられる補助金については、また別の記事にまとめますね。
以下にて、小豆島の空き家バンクの物件がチェックできるサイトを記載しておきます。
ぜひ参考になさってみてください。
さまざまなタイプの住宅、価格帯があり、見ていてとてもワクワクします。
瀬戸内海の離島に移住した際のサービスについてのまとめ
私はもともと小豆島に住んだことがありましたが、今回家族を連れての移住だったので上記でご紹介したサービスがあって本当に助かりました。
誰かが移住についてサポートしてくれている、応援してくれているというのは、とても心強かったです。
今は瀬戸内海だけではなく、さまざまな県や市町村で移住希望者に向けたサービスがあります。
もし、田舎や離島などに移住をしてみたいという方は、ぜひその地域の移住者支援サービスをチェックして活用してみてください。