みなさんこんにちは、スーちゃんです。
現在、スーちゃんは妊娠6ヵ月を迎え、安定期のマタニティライフを楽しんでいます。
最近台湾に住む日本人の友達(子どものいらっしゃる)と話していると、『台湾人の夫は検診について来てくれたり、家のこともしてくれる』と台湾人男性の優しさについての話題がよく出ます。
実際、スーちゃんが妊娠後夫の陳さんはつわりのひどい時はかいがいしくお世話してくれたり、家のこともほとんどしてくれました。
産婦人科へも必ず毎回ついて来てくれます。(今日は簡単な検査だから一人でも行けるよ、と言ってもです。)
スーちゃんは日本人男性との結婚生活経験がないのではっきりと違いは分かりませんが、やはり「台湾人の夫は妻が妊娠中一生懸命お世話してくれる」のではないかなと思います。
そこで、今回は日本人妻が妊娠したら台湾人の夫のこんなところに感動した!という体験談をご紹介します。
(あくまでもスーちゃん夫婦や周りの日台ご夫婦の話ということで、台湾人男性がすべて当てはまるということではないのでその点はご了承ください。)
それではどうぞご覧ください。
目次
【台湾での妊婦生活中】台湾人の夫の優しさに感動したこと
現在妊娠中、また出産後の日本人の友人たちと会話していると、妊娠中「台湾男性のここが優しい」という話題がよく出ます。
そこで、妻が妊娠すると台湾人の夫の優しさがどのように爆発するのか、ご紹介しましょう。
妊婦検診に同行するのが当たり前
台湾では、妊婦検診にパートナーが同行するのが当たり前のように思います。
実際、スーちゃんも産婦人科へ検診に行くと、9割以上の方がパートナーと来られています。
スーちゃんの妊婦検診は毎回夜の部で、夫の陳さんの仕事終わりの時間に合わせて病院へ向かいます。
陳さんより先に到着していることが多いので、一人で受付けして診察室の前で待っていると、周りはカップルだらけでなんだか肩身が狭い感じが…
また検診の際の検査やエコーチェックも、パートナーも一緒に呼ばれて説明を受けます。
日本の友人に聞くと、旦那さまが一緒に検診に行くことはあまりないとのことなので、このようにパートナーが一緒に妊婦検診に行って検査の説明を受けるのはいいことだなと思いました。
やはり妊婦検診に毎回同行することで、パートナーも自分のことのようにしっかりと説明も聞いてくれますし、妊婦の体の変化や体調の変化にも注意深くなるような気がします。
(もちろん日本の男性でも妊娠中の奥さんのケアを一生懸命される方もいらっしゃると思います。)
家事を積極的にしてくれる
台湾人の男性は普段から家事を手伝ってくれるとよく聞きますが、妻が妊娠後はさらに積極的に家事をこなしてくれます。
特に洗濯物や掃除、お皿洗いなど妊婦にとって腰にくる家事はよくお願いするようになりました。
やはりだんだんとお腹も大きくなってくると、寝付けなかったり少し動いても呼吸が荒くなる姿を見て、積極的に動いてくれるようになったなぁと感じます。
また夫の義家族や親戚、友人たちも、私の身体のことを気にして「家事はすべて夫にさせなさい」と言ってくれます。
さらに買い物へ行くと、夫がお会計を済ませている際に私が荷物を受け取ろうとすると、店員さんが「妊婦さんが荷物を持つことはないわ!旦那さんに持たせなさい」と!
これは日本ではどうでしょう?
私のイメージでは、まだ日本では男性が家事をすること(してもらうこと)に否定的な方かなと思います。
台湾人の夫は自ら家事をこなしてくれますが、周囲の方も妊婦は無理せず家事は旦那に任せなさいと言ってくださるのでとても気持ちがラクになります。
(そして甘えます。)
健康を以前にも増して気にかけてくれる
普段から夫の陳さんは妻の健康を気にして、「水分は十分飲んでいるか」「フルーツは食べているか」など確認してくれます。
しかし、妊娠してからはさらにサプリメントの補充や健康的なドリンクを手作り、また料理の食材も気にかけてくれるようになりました。
ストレスもよくないからと、心配なことがないよう、精神的に負担がかからないようにもしてくれます。
(が、たまにはケンカもしちゃいますけど)
このように、以前よりもさらに健康を気にかけてくれるのですが、しんどい時にも散歩に行けと言われるのはちょっと困ります…
食事も大切ですが、運動ももちろん大切なことなので夫の陳さんは毎日のように散歩へ行け行けと口を酸っぱくして言います。
もちろん普段からできるだけ散歩に出掛けているのですが、腰痛がひどかったり強風の日はできるだけ休んでいたいスーちゃんを無理やり連れ出すところはマイナスポイントですね。
坐月子(産後ケアセンター)での療養に積極的
これは周りの友人たちもみんな口を揃えて言っていましたが、台湾人の男性は『坐月子』という産後ケアセンターでの療養に積極的です。
この坐月子とは、産後のママがゆっくりと身体を回復させるための文化で、およそ1ヵ月ケアセンターに滞在します。
この坐月子で産後ケアセンターに滞在している間は、スタッフが24時間赤ちゃんのお世話をしてくれるため、産後のママは育児に追われずに療養できます。
24時間の赤ちゃんのケアや療養のための特別な食事、また部屋は一人部屋のため、費用はとっっても高いです。
スーちゃんが予約している坐月子は、1日およそ20,000円です。(でも桃園内でも安い方。台北だともっと高いでしょう。)
しかし、台湾人の夫は「坐月子」での療養は必要なものとして積極的に見学にも行ってくれますし、契約の場面でも渋ることはありません。
スーちゃんも友人たちも、最初はこんな値段で申し訳ないな…と一瞬思いましたが、一生のうちに数回あるかないかだし、夫も積極的だし!ということで甘えることにしました。
台湾では出産費用は安いですが、この坐月子はかなり費用がかかります。
ですが台湾人の夫が産後の身体を休ませ回復させるためにも、とそこはしっかりと考えてくれれているので安心です。
まとめ
台湾での妊娠・出産は言葉の壁や文化の違いで戸惑うことはありますが、夫や義家族をはじめ、周りの方々の支えもあり、今は楽しみでもあります。
また妊娠してからさらに台湾人の夫の優しさに触れ、感謝することも増えました。
しかし、ここを助けて欲しいなという細かなことは口に出さないと分からないこともあります。
受け身になるだけでなく、きちんとお願いしながら感謝も伝えて夫婦で協力していきたいと思います。
台湾人男性の優しさについての記事はこちらもぜひチェックしてみてください。