台湾の産後ケアセンター【月子中心】は最高だった!16日間の滞在レポ

みなさんこんにちは、スーちゃんです。

2020年4月、台湾の桃園で息子を出産し、退院後は台湾の産後ケアセンターである【月子中心】に滞在していました。

はじめての出産が台湾でしたが、台湾での産後ケア、、、、、

本当に最高でした!!!

もう台湾以外では出産できないかもしれません、、、。

この記事では、私をそんな思いにさせた【月子中心】に16日間滞在した体験談をレポしたいと思います。

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台湾で産後に滞在した【月子中心】の紹介

私が滞在した【月子中心】は、桃園にある恵生保安婦幼診所という産婦人科に併設されている施設でした。

2018年に開院したばかりなので、施設内はとってもきれいでホテルのような暮らしができました。

また、妊婦健診や出産もこちらの産婦人科でお世話になりました。

ちなみに、小児科も併設しているので、息子の予防接種や体調崩したときの受診もこちらに通っています。

産婦人科も小児科もともに対応がとても良くて、安心して通えています。

【月子中心】のお部屋の紹介

台湾の月子中心

私が滞在した月子中心のお部屋です。

2階と3階に産後に入院するお部屋があるんですが、そのお部屋と基本的につくりは同じでした。

違いはベッドがダブルサイズになっていたことくらいだと思います。

(産後の病室では、ママ用と家族用のシングルベッドが1台ずつ置かれていました。ママ用は病院で使われるような、電動でリクライニングできるやつ。)

こちらの施設では、5階~8階までが月子中心となっており、全体で30部屋ほどあります。

人気の病院ともあって、月子中心も常に満室のような状態でした。

でも、うるさいとか、スタッフさんたちの対応が遅いということはなく、気持ち良く過ごすことができました。

台湾の月子中心

荷物が散らばっていてすみません~~。

台湾の月子中心

カーテンを開けるとかなり眩しい&暑かったので、日中はこれくらいしか開けられませんでした。

でも、夜になるとカーテン全開にして、夜景や道路を走る車やバイクを眺めていました。

入院を入れると、約3週間は外出しなかったため、夜は外の世界(笑)を眺めるのが楽しみでした。

台湾の月子中心

こちらは、シャワールームとトイレです。

ここは2階の病室と全く同じです。

きれいで広々としていて、とっても快適でした◎

台湾の月子中心

こちらは、月子中心のエレベーターホールです。

エレベーターは、ルームキーがないと動きません。

台湾 産後ケアセンター 台湾 産後ケアセンター

また、各お部屋に向かう際にはこちらのセキュリティがかかった自動ドアを通るのですが、こちらもルームキーがないと入れません。

セキュリティ面もバッチリですね!

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こちらは配膳室です。

電鍋、電子レンジなどがあります。生ゴミをお部屋に捨てたくないという方は、こちらに捨てることができました。

台湾 産後ケアセンター

お部屋も、ルームキーをかざして中に入ります。

病室と同じく、こちらのドアも重厚な造りだったため、お股の傷に響きましたね…

台湾 産後ケアセンター

【月子中心】での食事について

台湾 産後ケアセンター

月子中心でいただいた食事たちです。

産後に食べる栄養のある食事を『月子餐』と言います。

漢方入りのスープや優しいお味の野菜たちなどなど。

月子餐は、体の調子と女性ホルモンの回復、そして母乳にも効果があります。

私が滞在した月子中心での食事は、≪朝・おやつ・昼・おやつ・夜・おやつ≫の計6食でした。

常に満腹です!!

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おやつはこのようなスープ系が多かったです。

看護師さん曰く、母乳のためにはスープをたくさん飲むように、とのことでした。

そのためか?

おやつもスープ系が多かったのかもしれません。

【月子中心】に滞在して受けられたサービス

私が滞在した月子中心で受けられたサービスを紹介していきます。

赤ちゃんの24時間ケア

台湾 産後ケアセンター

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まず、月子中心のメインサービス!

赤ちゃんを24時間お世話してもらえます。

私が滞在した月子中心では、赤ちゃんが空腹になったら部屋に電話がかかってきて、授乳したいか聞かれます。

授乳を希望したら、下のようなミニベッドカートで赤ちゃんが運ばれてきます。

ちょっと休憩したいな、という時は看護師さんにお世話をお願いできるので、とても助かりました。

夜間は何時から何時までは電話しないで、と伝えておくと、ママもパパもゆっくり眠れます。

私たちは、0時から朝の7時まではベビールームでのお世話をお願いしていました。

私は搾乳のために3時頃には一度起きないといけませんでしたが、それでも夜間に赤ちゃんのお世話をしなくていいことは、ママの負担が減ってゆっくり休めますね。

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あと赤ちゃんのお世話の方法や、自分の体調についても看護師さんに気軽に相談できました。

私は滞在中に白斑ができてしまい、授乳していない時もおっぱいが激痛でつらかったのですが、看護師さんにマッサージとケアをしてもらったら治りました!

本当に助かりました 涙

美容師さんによる洗髪

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台湾では、産後1ヵ月ほどは髪を洗ってはいけないと言われます。

母体の回復と、更年期への影響を避けるためです。

しかし、この時代、なかなか1ヵ月も髪を洗わないのは難しいですよね。

私は夫から自分では髪を洗わないように(乾かすのに時間がかかって体に悪いから)、美容師さんなら素早く乾かしてくれるからOKと言われていたため、こちらのサービスを利用しました。

洗髪が1回400元(およそ1,400円)とちょっとお高めですが、ヘアマッサージや生姜の漢方によるヘアケアも受けられたので、産後のご褒美として通っていました。

赤ちゃんのスイマーバ教室

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月子中心を予約した際、その場で前金を払えばスイマーバ教室が1回無料、そして入居する際に残りの料金を現金一括払いしたらもう1回無料というサービスがありました。

我が家はちゃっかり2回分をゲットしたので、息子の可愛いスイミング姿を拝めました。感謝

月子中心に滞在中にサービスを受けられるのですが、私の息子はおへそがまだ乾燥していなかったため、自宅に帰宅後しばらくして再度訪れて泳がせてもらいました。

医師による診察

こちらの月子中心は、階下の産婦人科と提携しているため、滞在中に体調面で気になることがあれば、すぐに医師に診察してもらえました。

私は産後2週間経過しても悪露が鮮血で、量も増えたため診察を受けました。

この医師による診察も、看護師さんに相談したらすぐにそのまま産婦人科に連絡してもらえて、順番を待たずに診察が受けられたので助かりました。

産後は体も痛いし、なんせ髪もボサボサ、ノーメイク、さらにパジャマ姿なので、産婦人科の待合室で長時間座っておくのはちょっと…。

桃園で滞在した【月子中心】の料金

月子中心の料金は、やはり台北は高く、南部は少し安くなるといった印象です。

私が滞在した桃園の月子中心は、1泊6,000元でした。

桃園ではこの金額が一般的かと思います。

(ほかの月子中心の見学に行った結果)

私は、15泊予約すれば1泊サービス!というプランで90,000元(32万円ほど)ちょっとでした。

夫よありがとう!!

ただし、これは産前半年ほど前に予約したためこの金額であって、出産予定日に近い日に予約すると金額は少し高くなります。

もちろん、桃園でももっと高いところもあれば、安いところもあると思います。

が、今回、私はこちらの月子中心でお世話になってみて、赤ちゃんのお世話や食事、あとサービスやスタッフのみなさんの対応がとてもよかったので、6,000元はありがたい金額かなと思いました。

台湾の月子中心レポのまとめ

人生に1度か数回しかないであろう、月子中心での快適な滞在は、産後のご褒美としてありがたく堪能させてもらいました。

この月子中心でゆっくりと過ごせたためか、帰宅後の育児は大変ながらも、体調は落ち着いていました。

月子中心ではただゴロゴロと過ごして何もしなかったためか、会陰切開の傷も2週間で治ったほどです。

日本でも、手軽に台湾の月子中心のようなサービスが受けられて、産後のママさんたちがゆっくり休めるようになったらいいなぁと思います。

そして、月子中心は早めに予約すればするほど、料金が安くなったり何らかのサービスがあったりします。

なので、台湾で妊娠し、出産もこちらでして月子中心にも入りたいということであれば、早めに予約することをおすすめします!

台湾での出産のレポートは、こちらの記事をご覧ください。

2020年4月に、台湾にて無事に元気な男の子を出産しました。無痛分娩での出産となりましたが、最後のいきみから分娩までは麻酔が止められ痛みでパニックに!そして最後は吸引で出産!今回は出産レポと台湾の産婦人科での入院や様子などをご紹介します。
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コメント

  1. アバター Kazu.Ohta より:

    素晴らしいです、台湾の産後ケア。核家族化した今の日本にぜひ必要です。これがあったら、戦後鬱で苦しんだり、出産をためらったりしなくなるでしょう。
    戦前、日本の地方で見られた日本の地方で見られた産屋敷の現代版ですね。素晴らしいです。宇産屋敷がなくなってしまった今の日本にこの台湾式月子中心、ビジネスとして成り立つと思います。誰か作りませんか?日本の少子化対策にも大いに貢献すると思います。

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