みなさんこんにちは、スーちゃんです!
台湾人男性との恋愛、結婚において気になることは、文化や言語の違いに並び、相手のお母様のことについても気になりませんか?
また、みなさんの中には、台湾人男性は”マザコン”だと耳にしたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、台湾人であるスーちゃんの夫、陳さんと母親との関係は一体どうなのか?
台湾人男性は本当にマザコンなのか?
スーちゃんが台湾に住んでみて感じた、台湾人男性とお母さんの関係性についてお話していきます。
※台湾人男性がマザコンかどうかのこの記事は、あくまでもスーちゃんの夫である陳さんと、周りの台湾人男性を見てのスーちゃん視点でお送りします。
台湾人男性全員があてはまるわけではありませんので、ご心配なさらず。(←えっ)
それでは、ご覧ください♪
目次
台湾人男性はマザコンなの?
はっきり言いますと、台湾人男性と母親の関係は、かなり密です。
そもそも、『マザコン』と聞くと、みなさんはどのようなイメージを持ちますか?
私だったら、
- 母親が高齢でもないのに、外で手をつないだり腕を組んで歩いている
- デートなどで外出中に母親が「早く帰っておいで」「ご飯作ってるから家に寄りなさい」など電話してきてその指示に従う
- 毎日のように電話やLINEで連絡を取り合う
- 母親が食事中に「これも美味しいわよ」と息子に自分の箸で食べさす
こんな状況を目にすると、マザコンっぽいなぁと思っちゃいます。
実はこれ、すべて夫の陳さんと義母とのやり取りなんですねー。
「スーちゃんの夫、マザコンじゃん。ヤバいな。」
と、思われた方。
その通りです。
日本人から見ると、ちょっとこれらの光景は受け入れがたいかもしれません。
しかし、台湾に住んでみると、このような行動を見ても「マザコン、イヤだ。」と思わなくなるので不思議です。
私が夫と義母が仲がいいことをイヤだと思わないのは、見慣れてしまったというよりも、もともと台湾では息子も母親と仲がいいということを聞いていたので、文化だな~、と受け入れられたからだと思います。
偏見で申し訳ないのですが、日本の男性がこのような行動を取っているのを見ると、『お母さんのこと大好きなのかな』『親離れ(子離れ)できていないのかな』と思ってしまいます。
私が勝手に思うに、日本では、成人すると私たちは一人の大人として自立しますよね。
さらに結婚したら、親夫婦も子ども夫婦もそれぞれ別世帯、というような意識があると思います。
台湾では、大人になってもいつまでも子どもは子どもですし(日本でも家族関係ではもちろん子どもはいつまでも子どもですが、意識的な違いです)、結婚しても、子ども夫婦も親夫婦も同世帯のような意識でいます。
このような意識の違いから、やはり日本では、「母親」から自立している男性の方が好印象なのではないのかな?と思います。
台湾では、子どもたちがそれぞれ自立することよりも、家族みんなで手を取り合って(結婚しても家族みんなで)末永く幸せに暮らそう!という考えです。
良く言えば、世代関係なく家族が助け合いながら生活する、ということになりますね。
このように、日本と比べると台湾の家族間の繋がりが濃いので、子どもたちは結婚しても、いつまでも義両親から完璧に自立するということは少ないです。
ですが、台湾人男性も女性も、親孝行の部分に関してはかなり重要なことと思っているので、親思いの優しい人が多いです。
台湾の家族の中での「母親の存在」とは
台湾での「母親」という存在は、かなり強いです。
家庭によっては、母親の言う事には必ず従う、母親が一番!という家庭もあります。
母親からの頼まれ事は、友人との約束をキャンセルしてでも駆けつけたりします。
夫の陳さんも、会社の上司から週末に接待を頼まれていたのですが、その日義母から頼まれ事をしたので、上司にキャンセルの連絡をしたところ、
母親からの頼み事なら仕方ないね、とあっさり許してくれました。
ちなみに、その時の母親からの頼み事は、車で1時間の親戚の家に連れて行って欲しいでした。
ただ、この母親からの頼まれ事にはいつでも駆けつける、というのは、母親が強いからなのではなく、ただ単に母親を助けてあげたいという優しさなのではないかな?と思います。
そして、台湾では母親が強いという訳ではなくて、『女性』が強いんじゃないかなぁと思います。
台湾人の友人カップルたちを見ていても、彼女の言う事は絶対!職場の送り迎えもしてあげる!彼女が機嫌を損ねたら大変だ!というカップルが多いです。
台湾の女性、すごく強いですね。
このような関係のまま結婚すると、必然的に、家庭の中で母親が強い存在にはなっていくのではないでしょうか。
なので、夫の後ろをそっとついて歩くような日本人女性を彼女や妻に持つ人は羨ましがられると言われます。
(スーちゃんは堂々と夫の前を歩きますが)
台湾人男性がんばって!!
マザコンの台湾人男性を見分ける方法はあるのか?
台湾人男性がマザコン母親と仲良しということは、もう文化の違いなんだと受け入れて頂くとして、現在台湾人男性とお付き合いされている方で、相手が激しくマザコンではないかと心配になってきますよね?
そこで、激しくマザコンである台湾人男性の見分け方についてお伝えします!
ちなみに、中国語でマザコンとは、『媽寶(Mā bǎo)』と書いてマーバオと言い、“ママの赤ちゃん”という意味になります。
お付き合い中の台湾人男性に、会話の中でさり気なく以下の3つのポイントがないかどうか探りを入れ、媽寶ではないか判断してみましょう♪
1.就職先を母親に決めてもらう
台湾では、母親の意見に従ったり、頼み事は断れなかったりしますが、さすがに就職先までも母親に決めてもらうようであれば、重症です。母親が全てになっています。
自分の夫となる人には、きちんと自分で就職先をリサーチし、面接を受け、就職してもらいたいですよね。
2.「お母さんが~って言ったから」など母親の意見で話す
母親の意見に従ってばかりの男性は、激しくマザコンです。
「お母さんがこう言ってたから」「お母さんがダメって言ったから」などのように、何かにつけて母親の名前が出る男性は気をつけましょう。
ちなみにこの男性は、夫の陳さんの大学時代の同級生で、いつも母親の意見ばかりを話していたことから、周囲からは『媽寶』(マーバオ)と呼ばれていたそうです。
3.毎日のように母親とテレビ電話をする
LINEでのメッセージのやり取りや、家族チャットでのやり取りならまだ分かりますが、顔を見ながら話すことができるテレビ電話を毎日のように母親とするようであれば、むむ?と思います。
顔を見ながら通話する、ということは、片手間ではできませんよね。
通話の間、母親にその時間を捧げるということですから、並大抵の仲の良さではないと考えておきましょう。
マザコン要素があるけど台湾では【普通】というポイント
日本人からすると、「えっマザコンじゃん」と思うことでも、台湾では普通だ!というポイントがいくつかあるのでご紹介します。
- 毎週末義実家に母親の顔を見に行く
- 母親と手を繫いだり腕を組んで歩く
- 週末(休日)の予定は逐一報告
- 毎日LINEなどで連絡を取る
などが挙げられます。
現在お付き合いしている台湾人男性に以上のような部分があっても、全然問題ありません。大丈夫です。
台湾人女性は実際どう思っているのか?
スーちゃんの台湾人女性の友人に、台湾人男性がマザコン気味ではないか?と聞いてみたところ、
『イヤだよねーー!』
との返答があったので、やはり台湾人女性も、台湾人男性が母親と仲良し過ぎることには少し嫌悪感は持っているようです。
最近では何がイヤだった?とさらに突っ込んで聞いて見ると、
『先日、その友人の夫の左目が結膜炎になり、病院に行って治療をしてもらった。』『医者からはもう問題はないと言われたので、そのまま夫婦で外出しようとしたら、義母から電話があり、「今日は安静のために家にいなさい」と言われ、夫は外出を取りやめた。』
母親の優しさなんでしょうが、私もちょっと衝撃的でした。
ただ、台湾では、夫の両親がお嫁さんのことも本当の娘のように可愛がってくれるので、お嫁さんと義母が仲良しの家庭が多いです。
なので、こちらの友人も義母との関係は良好のようなので、一安心です。
台湾人男性はマザコンなのかについてのまとめ
台湾人男性ってマザコンなのか、とマイナスな気持ちになってしまったかもしれませんが、逆に言えば、母親と仲がいいので、その分台湾人男性はレディーファーストの意識を持ち、女性に対してとても優しいです。
また、台湾人男性は母親のお手伝いを率先してやりますので、家事能力にも長けています。
考えを変えてみると、悪い部分だけではありません。
しかし、夫と義母の仲良しな光景を目にしたら、「お、また仲良くやってるねー!」と思えるくらいの心で受け入れなければ、台湾人男性と母親のやり取りには耐えられないかもしれません 笑
台湾人男性と結婚を考えている方は、このように夫と義母の仲良しっぷりをしょっちゅう目にすることがあるかもしれないということを覚えておいてくださいね。