【海外で起こったトラブル】海外5カ国に渡航経験のあるスーちゃんが経験したこと

みなさんこんにちは!スーちゃんです

みなさんはこれまでに海外旅行や海外留学、またはワーキングホリデーなどの際にトラブルに出逢ったことはありますか?

スーちゃんはこれまで、【ハワイ・フィリピン・オーストラリア・マレーシア・台湾】へ行ったことがあり、ほぼすべての渡航先でトラブルに出逢いました。

自分は大丈夫、と思っていても、いつどこでトラブルに出逢うかわかりません。

特に海外でのトラブルは、自分の力で解決して乗り越えていかなければならないことも多いので、柔軟に対処していく力が必要です。

そこで、これまでスーちゃんが渡航した海外5カ国で起きたトラブルについてご紹介していきます。

またトラブルを解決した方法もご一緒にご紹介しますので、海外へ渡航するときの参考にしてもらえたらと思います。

それではどうぞご覧ください♪

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海外で出逢ったトラブルとは?

これまでに、【ハワイ・フィリピン・オーストラリア・マレーシア・台湾】へ渡航したことがあるスーちゃんが渡航先で出逢ったトラブルについて、ご紹介していきます。

路上で売られていたバナナでお腹をくだす

23歳の頃、友人と一緒にフィリピンへ10日間ほど旅行へ行きました。

旅行と行っても、友人が働いていた会社の元研修生(フィリピン人)たちがフィリピンへ帰国後、日本で研修したことを活かして生活しているかの視察に誘われたのです。

友人と一緒にその元研修生たちの住む村へ向かったのですが、マニラからバスでおよそ10時間、ガッタガタ道をひたすら走るという過酷な旅でした。

幸いなことに、その村の村長さんがマニラからバスに一緒に乗って村まで連れて行ってくれたので迷子になることはありませんでした。

この村に1週間ほど滞在したのですが、その際元研修生たちは私たちの食事にはとても気を配ってくださり、日本人のお腹に合わないものは避けてくださいました。

しかし!!

みんなでお出掛けしたある日、路上で売られていたバナナを買って食べたら見事にあたってしまい、お腹をくだしてしまったのです。

まさかバナナにあたるとは思っていなかったので、やはり生で口にするものには注意がいるなぁと思いました。

バナナでお腹をくだしたと言っても、寝込むほどではなかったのでその後も楽しく旅行を続けました。

しかし!!!

今度は友人がマニラのホテルで提供されたサラダでお腹をくだしてしまいました!

サラダを洗った水にあたったようです 涙

フィリピンなどの東南アジアでは、水道水は絶対に飲まない方がいいですし、ジュースに入っている氷も水道水から作られている可能性があるので注意が必要です。

私たちは元研修生たちが住む村では水にとても気を配っていましたが、帰国前に宿泊したマニラのホテルではうっかり水道水で洗ったであろうサラダを口にしてしまいました。(スーちゃんはサラダを食べませんでした。よかった。)

みなさんも東南アジアへ行かれる際は、水には十分注意してくださいね!飲み水はコンビニなどで売られているペットボトルの水を飲むようにしましょう。

シェアハウスが麻薬密売のアジトだった

オーストラリアのワーキングホリデーでパースに滞在していたとき、パースでの1軒目のシェアハウスでトラブルは起きました。

このときはすでに夫の陳さんとお付き合いをしている頃で、パースでも同じシェアハウスに住んでいました。

シェアメイトは台湾人と香港人、そして日本人の私を含め10人ほどいました。

このシェアハウスに住んで2カ月が経とうとしていた頃、この日はスーちゃんも含めシェアメイト全員がシェアハウスでゆっくり休日を楽しんでいました。

そこにイタリア人のカップルが訪ねて来て、最初はシェアメイトの一人が対応していたのですが、何やらこのシェアハウスのいくつかの家具は自分たちの物だから引き取りに来たと言っているのです。

シェアメイトはどうしたらいいかと私に聞いてきたので、イタリア人カップルにまずはシェアハウスオーナーに確認するから待って欲しいと伝え、シェアハウスオーナーに電話をしてみました。

するとシェアハウスオーナーは「彼らの言う通りにして」とだけ言って電話を切ってしまいました。

そこで、イタリア人カップルに「シェアハウスオーナーがOKと言っている」と伝えたところ、家具を運び出すのを手伝って欲しいと頼まれました。

このイタリア人カップルのお願いに、突然家具を持って行こうとすることに怒ったシェアメイトたちは誰も手を貸そうとせず、スーちゃんと陳さんだけが手伝うことにして、カップルが自分たちのだといういくつかの家具を運び出しました。

このお手伝い中に見てしまったのが、なんとあるひとつの部屋のフローリングの床が一箇所はめ込みタイプになっていて、床の下に隠し収納庫があったのです!

その隠し収納庫からイタリア人カップルが取り出したのは、白~いお粉でした!!

小麦粉ですか?というくらい大きな袋で、私は見て見ぬふりをしようとしたのですが、なぜかカップルの彼女の方が私に話しかけてきて、

『ここは以前私たちが住んでいて、この薬を売っていたの。警察に見つかって隠していたのよ。』

と知りたくもないことを教えてくれました。

私は『そうなんですか~』と、別になんともないよ的な雰囲気で返事をし、急いで家具をすべて運び出しました。

家具の運び出しが終わった後、またカップルの彼女の方に部屋の隅に呼ばれ、

『あなたが手助けしてくれたから、私たちは平和的に事を運んだんですよ。』

と、もしも誰も手伝っていなかったら何か怖いことが起きていてのかな??というような言葉とともに、お礼にと彼女がつけていたネックレスをくれました。

そのネックレスはすぐに捨てました。怖かったから。

そして恐らくシェアハウスオーナーも麻薬密売に関与していたのではと思ったスーちゃんと陳さんは、すぐにそのシェアハウスを出ました。

スーパーでエビを投げ渡された

こちらもオーストラリアのパースでの出来事です。

オーストラリアには二つの大手スーパーマーケットがあり、そのうちの一つ、ウールワースが近所にあったのでしょっちゅう買い物に通っていました。

ある日、対面式のシーフードを買うコーナーでエビを購入しようと、中にいる女性スタッフに声をかけ、『エビを○○匹ください』と伝えました。

その女性スタッフは白人の方でしたが、私を見ると一切言葉を発さず、エビをくるくるっと包んだ後、なんとその包みをポーンと投げてきたのです!!

もちろん、フレンドリーな感じではなく、ありがとうすら言われませんでした。

そう、終始無言だったのです。

なんて愛想の悪い店員だろうと思ったのですが、私の次に注文をしている白人の女性にはすっごく愛想がいいんです!!

そうです、オーストラリアでもたまにある、アジア人差別を受けたのです 涙

この時、オーストラリアに滞在して1年半ほどでしたが、これまで幸運なことにアジア人差別を受けたことはなかったのでかなりショックでした。

しかし、こんな対応を受けてまでエビを買いたくなかったので、別のお客さんと会話しているその白人スタッフに『これはいりません』とだけ言って返却し、ダッシュで逃げました 笑

家に帰って陳さんやシェアメイトにこのことを話すと、名前を控えてカスタマーサービスへ伝えろと言われましたが、その時はショックで何もできませんでした。

今なら少し強くなったのでできそうですが...

これは別の話ですが、以前、陳さんがメルボルンの街を歩いていると、白人男性が車の中から差別用語を叫んできたそうです。

そこで陳さんはその男に中指を突き立て、『うるさい!』と叫んでダッシュで逃げたそうです。

オーストラリアは全体的にいい思い出ばかりでしたが、やはりアジア人差別はあるんだなぁと勉強になった出来事でした。

エレベーターと床の隙間にコンドミニアムのカードキーを落とした

ハワイ アラワイ

スーちゃんは実はハワイが大好きで、以前は毎年ハワイへ旅行に行っていました。

旅行と言っても、1週間ほどでは気が済まなかったので、ハワイへ行く際は1回の滞在が1~2ヶ月以上と少し長めの滞在をしていました。なので、毎回コンドミニアムというマンションの1室を借りていました。

毎年1~2ヶ月もハワイに滞在していても、特に用事もなかったスーちゃんはある介護施設へボランティアへ通っていました。3年ほど通ったと思います。

ある時、その介護施設からコンドミニアムへ戻ってエレベーターに乗ったところ、一人の男性もエレベーターに乗ろうとしていたので手でドアを押さえた瞬間、手に持っていた部屋のカードキーを床に落としてしまいました。

そのカードキー、床に落としただけならよかったのですが、なんとうまい具合にエレベーターと床の隙間にスポッと落ちてしまったのです!!

あまりにも一瞬の出来事に驚きましたが、部屋に入れないので、ひとまずセキュリティに相談に行きました。

そしてセキュリティの方が『エレベーターの下に入ることはできないから、新しいカードキーの発行が必要、“200ドル” いるよ』と言うのです!

に、200ドル~~~!?

日本円で2万円ちょっとですね。

そうですか...とちょっと落ち込んだ私を見て、セキュリティの方がハワイでは何してるの?と聞かれたので、○○という介護施設にボランティアへ行っていますと答えたところ、なんと

『ボランティアに行っているの!それじゃあ内緒でカードキーの発行はフリーにするよ!』

と言ってくださったのです!!!

まさか200ドルが無料になるなんて~~

この時はハワイの人の温かさにすごく感動しました。そして、それ以来部屋のカードキーは絶対に手から離さないよう握り締めてエレベーターに乗っていました。

このことはトラブルではありましたが、今でもどこかでエレベーターに乗ってふとエレベーターと床の隙間に目がいったとき、このハワイでの出来事を思い出し、温かい気持ちになりますので、今ではいい思い出です。

海外でのケガや病気のトラブルとは?

海外でケガをしたり病気になると、大変心細いですよね。

現地の病院にすぐにかかりたいけれど、言葉が通じるか不安だったり、病院代も高いのではないかと不安になることでしょう。

そこで、スーちゃんが実際に海外渡航先でケガをして病院に行った体験についてご紹介していきます。

オーストラリアのファームジョブで捻挫

オーストラリアのワーホリ中に、タスマニアでファームジョブをしていた時、ファームの中にあった穴に落ちて足を捻挫してしまいました。

しばらく仕事はできないだろうと思い、ひとまず海外旅行保険を使って病院を受診しようと思いました。

しかし、スーちゃんが住んでいた町の病院では海外旅行保険に対応しておらず、病院に行くにはある街まで飛行機に乗らなければならないことがわかりました。

飛行機に乗るくらいなら住んでいたシェアハウスで安静にしていようと仕事を休んでいたところ、以前救急隊員だったという別のシェアハウスに住んでいる台湾人の女の子が治療に来てくれました。

おかげで、きちんと足首をテーピングして固定してもらい、2週間もすると完治していました!

スーちゃんは捻挫で済んだのでよかったですが、もしも骨折していたら飛行機に乗って海外保険対応の病院まで行かなければいけなかったのかと思うと、海外旅行保険の内容もきちんと確認しておくべきだなぁと思いました。

台湾でバス乗車時に交通事故に遭う

夫の陳さんと結婚し、台湾に移住してすぐにバス乗車時に交通事故に遭いました。

買い物からの帰りのバス乗車時に、大型トラックがノンブレーキでバスに突っ込んで来たのです。

およそ10名ほどの乗客の方がバスの中にはいて、数名の高齢の方が腰を打ったのか痛がっていました。

そしてスーちゃんも衝撃の勢いで席の取っ手部分に頭をぶつけていて、痛みがあったのでその部分を手で押さえていました。

すぐに警察や救急隊の方が到着し、バスの中で病院に行く乗客はいないか一人ずつチェックしていたところ、頭に手をあてていたスーちゃんを見て、『頭が痛むなら病院へ行こう』と言われました。

それ以降の会話ができなかったので(痛みではなくスーちゃんの中国語のレベル不足 泣)、「日本人であること、夫の陳さんに連絡してみる」ということをどうにか伝え、救急隊員の方が私に変わって夫の会社に電話し、事情を説明してくださいました。

その後病院で診察を受け、頭部は問題なかったのですが首を痛めているので、数日の間にさらに痛みが増したら再度受診ということでその日は自宅に帰りました。

そしてお医者さんが言ったように、翌日から首や頭の痛み、体のしんどさが出てきました。

あまりの痛さに、救急でかかった病院のほかに3箇所ほど病院を転々とした結果、首の骨がずれて神経に当たっていることがわかりました。

そして最後に行き着いた整体院での治療が功を成し、事故から4カ月ほどで首の痛みはほぼなくなりました。

事故から1年ほど経ち、今もたまに首に不調を感じますが、うまくコントロールして付き合っていけていると思います。

このバス事故の時、スーちゃんはまだ台湾の健康保険に加入しておらず、また日本の海外旅行保険にも加入できなかったので無保険の状態で病院にかかっていました。

これがアメリカなどの医療費が高い国ではこうもいきませんでしたが、台湾は医療費がとても安いので助かりました。

事故後すぐにかかった救急病院のほかに3箇所の病院へ行き、また整体院で3カ月ほど治療を受けましたが治療費は合計で1万7,000元(日本円で6万円ほど)でした。

また交通事故だったので、相手方の自動車保険もおりますので安心でした。

海外旅行保険に加入して海外でのトラブルを回避

スーちゃんは海外でのケガや体調不良では海外旅行保険を使ったことはありませんが、海外へ渡航する際には必ず海外旅行保険に加入しています。

海外旅行保険はケガや病気の治療費だけでなく、飛行機が遅延した場合の費用や、カメラなどの携行品が壊れた時の修理費なども保障されます。

また、医療費が高いアメリカなどでは、レントゲンを撮るだけで請求額が100万を超えるとも聞きます。

そしてスーちゃんが絶対に海外旅行保険に加入する理由は、海外で病気で亡くなった日本人旅行者(海外旅行保険未加入)の遺体を日本まで輸送する際、その費用が300万円で、家族が支払わなければいけなかったというニュースを見たからです。

海外旅行は自己責任で行きますので、日本の家族にお金の面で負担をかけたくないという思いから海外旅行保険には必ず加入するようにしています。

みなさんも、海外へ渡航する際には海外旅行保険への加入を忘れないようにしましょう!

海外で起きたトラブルについてのまとめ

日本にいても、海外にいてもトラブルに遭うことは避けられません。

しかし、海外では特にトラブルの回避や解決は自分の力が試されるようになります。いい経験だったと思える部分もありますので、すべてのトラブルが悪いということではありませんね。

また海外への渡航は自己責任の部分が多いので、できるだけトラブルに遭わない、またトラブルに遭っても対処できるよう、海外旅行保険に加入するなど準備しておくようにしましょう。

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