【台湾に嫁いでみて】台湾人のお義母さんってどんな人?

みなさんこんにちは、スーちゃんです。

台湾人の夫である陳さんと結婚し、台湾に移住してから2年が経過しました。

もしもみなさんが台湾人と結婚し、台湾へ移住する前には、「義家族」とくに「義母」との関係について心配になるのではないかと思います。そこで、

台湾人のお義母さんはどんな人なのか?また嫁姑問題はあるのか?

台湾に嫁いで2年のスーちゃんがお答えします!

※ただし、この情報は『夫は長男』『同居ではない』『お互いの家の距離は車で20分ほど』『義母は原住民族』というスーちゃん夫婦のケースですので、全ての台湾お義母さんには当てはまらない部分もあるかと思います。

ご了承ください。

それではどうぞご覧ください♪

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台湾人のお義母さんってどんな人?

台湾人と結婚し、台湾での生活がはじまるとき、夫の家族はどんな人たちだろう?と気になりますよね。

特に、『嫁姑問題』が心配となる台湾人の義母は優しいのか?または難しい人なのか?と不安になるかもしれません。

それでは、スーちゃんが台湾で出会った台湾人お義母さんについて解説していきます。

スーちゃんのお義母さんはどんな人?

スーちゃんの義母は、いつもパワフルで愛に溢れた人です。

家族のこと、ペットのこと、友人のこと、そしてスーちゃんやスーちゃんの日本の家族のこともとても大事にし、愛してくれています。

義母は態度だけでなく、言葉でも『愛你(愛しているよ)』と愛を伝えてくれます。

義母がこのように愛に溢れているのは、義母の両親である夫の祖父母の影響もあるかと思います。

夫の祖父母は日本統治時代に日本語教育を受けていた方々なので、今でも日本語をほぼ完璧に話すことができます。

スーちゃんが夫の祖父に初めて会ったとき、祖父は日本語で『この世界で一番大切なことは愛ですよ』と伝えてくださったのです。

私は、この祖父母に育てられた義母だから、こんなに人を愛せるのだなぁと思いました。

そして義母は愛だけでなく元気もいっぱいです!家の中でもパタパタ小走りで家事をこなしていますし、用事があればパッとバイクに飛び乗って出掛けていきます。

その明るい性格からか、友人も多く、またボランティア活動や習い事に参加したりと毎日忙しそうにしています。

そんなスーちゃんの義母について、さらに詳しくご紹介していきます!

台湾人お義母さんの面白ストーリー

スーちゃんが台湾へ移住してきて『見た』『聞いた』台湾人お義母さんの面白ストーリーをご紹介します。

食べる直前の家畜をすごく可愛がる

以前義家族と一緒に遊びに行った親戚宅で、飼っている食用のアヒルを生きたままもらいました。

親戚宅からの帰り、義母は車の助手席に座り、アヒルを足元に置いて頭を撫でたり声を掛けたりと大変可愛がりながら帰宅しました。

その可愛がりっぷりに、しばらくは義家族の家で飼うのかなと思っていましたが、連れて帰ってすぐに捌いたそうです。

美味しくいただく直前とは言え、義母は家畜にも愛を与えているんだなと思いました。

バイクの乗り方がワイルド

夫の陳さんは姉と妹、そして弟がいるのですが、兄弟姉妹がまだ幼かった頃は、義母は移動の際4人の子どもたちをバイクに乗せていたそうです。

そう、5人乗りです。

今でも台湾ではバイクの3人乗りや4人乗りはよく見かけますが、5人乗りはまだ見たことがありません。

しかも義母は身長155cmと小柄で、125ccのバイクに4人の子どもを乗せて走っていたそうです。

やはり大家族の家庭は母強しなんですね。

散歩はバイクで

義弟がまだ3歳のとき、義母は義弟を連れて散歩に出掛けたのですが、なぜか義母はバイクで走行し、義弟を走らせていたそうです。3歳の義弟を。

そしてなぜか義母は義弟の存在を忘れてそのまま一人で家に帰宅。

もちろん迷子となった義弟は近くにいた人に連れられて警察署へ行き、無事に義母と再会することができたそうです。

義弟はいまだにその記憶があるらしく、義母に置いていかれた場所もちゃんと覚えているそうです。

台湾人お義母さんにやめてもらいたいこと

ユーモアに溢れたスーちゃんの台湾人お義母さんですが、これはちょっとやめてもらいたいな~ということがいくつかあります。

食べきれない量の食材をくれる

これは台湾に嫁いできた日本人妻あるあるですが、義実家を訪れた際には義母から大量の食材をもらいます。

息子である夫や私たちが食事に困らないようにとの母の優しさなのですが、その量が多過ぎて毎回消費に困っています。

もちろん野菜や果物をたくさんもらいますので食費は浮きますし、義母の愛なので大変ありがたいです。

以前このブログでも書きましたが、一時期、義実家へ週末訪れる度に義母から大量のニラをもらうことがありました。

おそらく1ヶ月ほどニラ祭りは続きました。

一回に受け取るニラの量は、冷蔵庫の一段を埋めるほどでした。それが毎週です。

このように、毎日食べても食べきれない量の野菜たちをもらうとちょっと困ってしまいますよね。

義母の愛とは分かっているのですが、スーちゃん夫婦はまだ二人暮らしなので、もう少し量を調節していただけたらな。。。と思います。

携帯を持たず行き先を告げずに出掛ける

義母もスマホを持っており、家族や私ともLINEやFacebookを利用して連絡を取り合っています。

しかし、義母はしょっちゅうスマホを置いて出掛けてしまいます。行き先も告げずに。

しかも家族で出掛ける日の出発時間前に突然いなくなることもしょっちゅうあります。

出掛け先はだいたい市場に買い物に行っているとか、犬の散歩なのですが。

義家族と出掛けるので集合時間に義実家へ行っても、義母はいないしスマホは家にあるし、誰も義母の行き先を知らないということもしょっちゅうです!

いつ戻るかも分からない義母をただただ待つのですが、それなら家でもうちょっとゆっくりできたのでは?と毎回思います。。。

台湾は時間にルーズな面がありますが、スーちゃんの義母はとても自由な人です。

突然集合をかける

義母は思いつきで突然集合をかけてきます。

休日夫の陳さんと買い物に出掛けているときにも、「今どこにいるの?親戚の家に行くから一緒に行こう」と義母から電話が掛かってきます。

台湾あるあるですが、台湾人は予定を決めずに行動することが多いです。

または、予定が決まっていてもぎりぎりに伝えてきたりします。

なので、こちらの予定はお構いなしに「今から~へ行くよ」「今日は親戚と食事会だよ」など突然集合がかけられます。

これらのお誘いはお断りすることもできますが、やはり義母の面子もあるので(台湾では母の地位が高い)、できるだけ参加するようにしています。

しかし、休日はそれなりにやりたいことや行きたい場所もあるので、早めに予定は伝えて欲しいところです。

嫁と台湾人お義母さんとの関係

台湾での嫁と義母の関係は、リアルに娘と母の関係です。

スーちゃんの義母も嫁であるスーちゃんを本当の娘のように可愛がってくれますし(義父もです)、私の食事や台湾生活もよく気にかけてくれます。

これは周りの台湾人夫婦のお嫁さんとお義母さんを見ていても、同じです。

台湾ではお嫁さんは夫側の家族に本当の家族のように接してもらいますので、良好な関係を築いている方が多いように感じます。

しかしやはり義母が過干渉であったり、息子である夫ばかりを可愛がるお義母さんもいらっしゃるようです。

また、台湾では日本のように義家族と一定の距離を取るということはありません。

同居でなかろうが、義家族との関係はかなり強く、週末はいつも義家族の顔を見に行ったり、連休には義家族と旅行に行くなど、本当の家族のように過ごします(まぁ家族なんですが)。

ですので、義家族とはいい距離感でお付き合いしていきたいなぁと考えている方でしたら、この密な距離感にストレスを感じてしまうかもしれません。

台湾人と結婚し、台湾へ嫁ぐのであれば、義家族や義母とは密なお付き合いになると覚えておいてくださいね。

台湾人お義母さんについてのまとめ

私がこれまで出会った台湾人お義母さん(友人のお義母様たちなど)は、みんな総じて明るく、お嫁さんのことを家族のように大事にしています。

しかし、義母が過干渉である、義実家に来て来てコールがしょっちゅうあるなど、義母の行動にウッとなるお嫁さんたちがいるのも事実です。

以前はスーちゃんも義母に頼まれるがまま義実家に行ったりしていましたが、最近は夫だけ義実家へ行けばいいのでは?と気付きましたので、たまに夫だけで義実家へ行ってもらうようになりました。

夫の陳さんも、スーちゃんが義実家に用事もないのに長時間滞在することが苦手なのを理解してくれています。

義母と良好な関係でいたいのはもちろんですが、こちらが疲れない程度に適度な距離感でお付き合いできたらと思っています。

この『義家族』と良好な関係を築くための適度な距離間とは人それぞれだと思いますが、スーちゃんは正直に夫に伝え、理解してもらうまで何度か話し合いをしました。

もしも義家族や義母との関係が密過ぎる、距離感をもう少し取りたいと悩むことがあれば、まずは旦那さまと話し合い、適度な距離でいられる環境をつくってみてください。

この記事が少しでも台湾に嫁いで来られる方の参考になれば嬉しいです。

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