みなさんこんにちは、スーちゃんです。
台湾で妊婦生活を送るにあたり、起きた体調の変化やどうやって対応したかをご紹介したいと思います。
今回は妊娠15週目までの『妊娠初期』に起きた体調の変化についてです。
自分の記録のためでもありますが、少しでも台湾で妊娠・出産される方の参考になれば嬉しいです。
目次
『8週目』産婦人科へ
妊娠検査薬で陽性反応があったため、産婦人科へ診察に行きました。
このとき妊娠8週目で、無事に心拍が確認できました!
次は4週間後の12週目に妊婦健診へ行くことに。
この時点で無事に心拍が確認できましたが、やはり4週間も病院での検査がないのは少し不安でした…
診察費用は150元でした。
これ以降の妊婦健診も毎回150元で済みますが、血液検査などで特別な検査を受ける際は自費でいくらか払うことになります。
『9週目』つわりのはじまり
産婦人科で赤ちゃんの心拍が確認できた翌週の9週目から、早速つわりがはじまりました。
つわりの症状としては、以下のようなものがありました。
- 頭痛
- 食後の吐き気
- 甘いものを受けつけない
- 口内の粘り
- 歯磨きの刺激で嘔吐
- 腰痛
- 夫のにおいが苦手に(←これは悲しかった!)
つわりでつらかったことは、頭痛と歯磨きの刺激による嘔吐です。
頭痛はひどい時には一日中動けないほどで…
割れるほどの痛みが日中ずっと襲ってきていました。
つわり症状【頭痛】を克服した方法
頭痛がひどいため、克服するために試してみたことをご紹介します。
カフェイン摂取
スーちゃんはコーヒーが大好きで、妊娠前は1日2杯ほど飲んでいました。
しかし、妊娠が分かってからコーヒーを飲まないように気をつけていたのですが、カフェイン断ちによって頭痛が起きることがあると聞き、1日1杯はカフェラテにして飲むように。
産婦人科の先生にも、コーヒーは1日2杯くらい飲んでも大丈夫!と言われていたので、最初は罪悪感がありましたが、頭痛も治まってきたので効果があったのかもしれません。
また、コーヒーが大好きだったのに我慢していたのも、少しストレスだったのかもしれません。
コーヒータイムは妊娠後期に入っても続いていますが、やはり私にとってホッとする時間なので、許容範囲で楽しんでいこうと思います。
リラックスできる環境をつくる
頭痛がひどく、日中でも横になっている時間が増えました。
しかし、この横になっている時間にも携帯をチェックしたりと脳への刺激を続けることがダメなのかと思い、携帯をあまり見ないようにしました。
また部屋もできるだけ暗くして、目と脳を休めることに。
この頃から在宅ワークのお仕事も休み、できるだけリラックスして過ごすようにしました。
正直、夫や家のことだけでなく、自分のこともまともにできない状態でした。
つわりで食べられなくなったもの
つわりが原因で、食べ物や飲み物でいろいろ苦手になったものがあります。
スーちゃんがつわりで受けつけなくなったものは、以下のようなものです。
- 台湾料理
- タピオカ
- 冬瓜茶
- 味噌
- チョコレート
台湾料理はにおいを想像するだけで気持ち悪くなっていました。
そして味噌はお味噌汁も飲めず、こちらもにおいを想像するのもダメでした。
またタピオカやチョコレート、冬瓜茶など好きだったものも苦手に…。
一番不思議だったことは、陶器のお皿を見ると気持ち悪くなっていたことです。
陶器の材料をイメージして気持ち悪くなったのかも…(←意味不明)
『11週目』まだまだ続くつわり
11週目に入っても、つわりが続いていました。
少し体調がいい時は近所のスーパーへ買い物へ行くも、そこで気分が悪くなり帰宅後寝込んでしまったり。
あまりにも体調が悪過ぎて、「あーーーーつらいっ」と声に出しちゃうくらいでした。
気を紛らわそうと面白い動画を見ても、笑うことで気持ち悪さに拍車がかかったり 笑
あと精神的にもブルーになってきていました。
仕事を休んで2週間ほどでしたが、働けないことへの劣等感や仕事に復帰できるのかという焦りが原因です。
また家のことも何もできなくて、自分には価値がないのでは…とまで考えるように。
しかし、友達から「生きてるだけで偉いのに、お腹で赤ちゃん育ててるなんて素晴しいよ!」と言ってもらって、「そうか、自分は頑張っているんだな。十分なんだな。」と元気になりました。
『12週目』待ちに待った初回妊婦健診へ
4週間ぶりに産婦人科へ行き、初回妊婦健診を受けました。
このとき血液検査も受けるのですが、一般項目とは別に『トキソプラズマ』の検査も受けました。
トキソプラズマの検査について
トキソプラズマとは、寄生虫による感染病です。
感染する原因には、猫のお世話やガーデニング、生肉を食べるなどがあります。
感染すると、発熱や脳炎を引き起こす可能性があります。
また妊娠中の方がトキソプラズマに感染すると、母子感染して胎児に以下のような症状が現れることがあります。
- 眼の障害
- 脳の障害
スーちゃんが『トキソプラズマ』の検査を受けた理由は、妊娠前に野良の子猫(生後2週間)を保護して自宅で飼っていたのと、妊娠超初期の頃に生肉を食べてしまったからです。
先生曰く、保護猫でも生肉を食べていない猫ならトキソプラズマに感染することはないから安心してとのことでした。
しかし、問題は妊娠超初期に生肉を食べていたことです。
生肉を食べたのは事故のようなもので、自分が好んで食べたわけではありませんでした。
(簡単に言うと、友人が作ってくれたハンバーガーが半生だったけどそのことを言えずに食べた。)
このときには妊娠してるかも?とうっすら気づいていたので、どうにかして生肉は避けるべきだったと反省しました。
看護師さんにこのことを伝えると、それなら検査しておきましょうとのことで、トキソプラズマの検査も自費で受けました。
台湾での妊婦健診の際のトキソプラズマ検査費用は、1,300元(4,500円ほど)です。
日本では1,000~2,000円ほどらしいので、台湾は少し高いですね。
しかし診察費用は毎回150元(500円ほど)なので、台湾の妊婦健診はトータル的にはとてもお安いです。
性別をあっさりと告げられる
この妊婦健診の際に、なんと赤ちゃんの性別をあっさりと告げられました。
日本では性別を聞きたいか?と確認させるかと思うのですが、台湾ではサラッと言われるようです。
スーちゃん夫婦は特に何も考えていなかったので、性別が早くわかってよかったね!と思いました。
しかし、生まれてからの楽しみにしたいという方は、最初の診察の際に伝えておくといいですね。
『13週目』腹痛のため急きょ診察
次の妊婦健診は16週目のときだったのですが、13週目の頃に下腹部にひどい痛みを感じました。
出血はありませんでしたが、やはり不安だったので急きょ診察してもらうことに。
ドキドキしながらエコーで赤ちゃんをチェックしてもらいましたが、問題はありませんでした!
先生曰く、在宅でパソコン作業するときの姿勢が悪いとお腹を圧迫し痛くなりやすいので、お腹に負担をかけないようにとのことです。
また、このときには血液検査の結果も出ていて、『トキソプラズマ』は陰性でした!!(よかった!)
まとめ
スーちゃんの妊娠初期(15週目)の頃の体調の変化などをご紹介しました。
台湾は健診費用がとても安いのが嬉しいですね。
しかし、診察中もプライバシーはあまり守られないため、最初の頃は度胸がいりました(今は慣れましたが)
また、つわりで悲しかったのは夫のにおいが苦手になったことです。
妊婦はにおいに敏感になると言いますが、本当なんだなぁと実感しました。
夫のにおいが大好きだったスーちゃんはちょっと悲しかったですね。
こちらの記事で、いかに夫のにおいが好きかを熱弁しています。
このあと、妊娠15週目を越えたあたりからつわりも落ち着き、後期の今となってはあんなこともあったな、なんて気楽に過ごせるようになりました。
出産までつわりが続く方もいらっしゃるとのことなので、スーちゃんはマシな方ですね。
今つわりで苦しんでいる方が、少しでも気分が落ち着きますように。