みなさんこんにちは、最近台湾でも車の運転をはじめたスーちゃんです。
これまで頑なに台湾での車の運転を拒んできましたが、台湾での生活を少しでも快適にするため、重たい腰を上げて台湾での運転練習を開始しました!
そこで、台湾での車の運転はどんな感じなのか?また旅行者でも台湾で車を運転ができるのか?など、詳しく説明していきます。
ぜひご覧ください♪
目次
台湾で車の運転をはじめました
台湾へ移住して2年が経過しますが、スーちゃんはこれまで台湾で車を運転したことがありませんでした。
その理由は、台湾へ観光に来られたり住んでいる方はよくご存知かと思いますが、台湾の交通事情、本当にひどいですよね~。
車は横断歩道が青でもガンガン突っ込んでくるし、バスの運転は荒いし、バイクの数は半端ない!
夫が運転する車に乗っていても、毎回ヒヤヒヤさせられていました。
また夫の親戚からも、台湾はバイクや車の運転が荒いから、スーちゃんは運転しなくていいのよ、とずっと甘やかされてもきました。
なので、台湾では車は運転しないぞと心に決めていたのですが、以前から日本の友人たちが台湾によく遊びに来てくれていて、アテンドの度に毎回バス移動も大変だなと感じ始めたので、台湾でも車の運転をすることに決めました!
一応日本では車の運転にも慣れていたので、今のところどうにか事故も起こさず運転することができています。
しかし、台湾で車の運転をはじめたと言っても、桃園から台北までは夫が助手席に乗っているときか、私一人のときは市内しか運転していません。
まだ友人を乗せて運転するには不安があります。。。
しかし、車を運転できたら行動範囲がグッと広がるので、これからも安全運転で車の運転の練習をしていこうと思います。
台湾での車の運転は危険なの?
台湾での車の運転は、かなり危険です。
台湾在住歴が長く、車もガンガン運転する日本人奥さまたちは「慣れれば大丈夫よー!」と言うのですが、スーちゃんはまだまだ台湾の車やバイクの運転の荒さに慣れません。
台湾は、日本のような車の教習所がありません。
そのため、台湾の人たちは車の運転マナーや危険行為をきちんと学んでいない人が多く、無茶な運転をするため、交通事故がとても多いです。
また車線変更する際にもウインカーを出す車も少なく、急に歩道に停車してくる車もあります。
以前家の前で夫の陳さんが車で迎えに来てくれるのを待っていたとき、数台の車が路肩に停車したのですが、どの車もウインカーを出さずにいきなり路肩に突っ込んできました。
その後、夫の陳さんが車でスーちゃんの前に停車するときには、ちゃんとウインカーを出して路肩に近付き停車してくれました!
『他の車はウインカー出してなかったけど、陳さんはちゃんと出すね』と話したら、『免許センターでは習わなかったから、他の人の運転を見てウインカーを出すことを知った』と言っていました。
台湾の交通事故を減らすためにも、そして私たちが安心して車を運転するためにも、台湾にも教習所制度を導入してもらいたいと心から願っています。
台湾の道路は日本とは反対の右側通行
台湾で車の運転を拒んでいた理由は、台湾人の車やバイクの運転が荒いというだけでなく、台湾の道路が日本と反対の右側通行だからです。
スーちゃんの海外での運転経験というと、オーストラリアでのワーホリ時代に仕事へ行く際に車を運転していましたが、オーストラリアは日本同様左側走行ですので問題はありませんでした。
慣れない右側通行に加え、マナーもルールもない荒れた道路上での台湾での運転は、心臓に悪いことだらけです。
右側通行に慣れないスーちゃんは、台湾での運転中、右折や左折時にどちらの車線を走ったらいいのか一瞬混乱してしまいます。(危険ですねこれ)
そんなスーちゃんが受けたアドバイスは、≪センターライン側に運転席があると思って!≫です。
当たり前ですよね、はい。
でもこのことを意識しておくと、右折左折時の混乱は最小限に抑えられるようになりました♪
ちなみに、日本と同じく道路が左側通行の国や地域は世界で55箇所あるそうで、イギリスやオーストラリア、香港、アイルランドなどです。
世界中の国や地域が右側か左側通行に統一してくれていたらよかったのにな。。。と思うスーちゃんです。
台湾で車を運転する際の免許証取得方法とは
日本の運転免許証をお持ちの方は、ある手続きを行うことで、台湾でも車を運転することができます。
それでは、日本の運転免許証保持者が台湾で車を運転するための手続き方法をご紹介していきます。
1.日本の運転免許証と中国語翻訳文を携帯して運転する
日本語の運転免許証の中国語翻訳文を取得し、免許証と一緒に携帯することで、台湾でも車を運転することができます。
この運転免許証の中国語翻訳文は、日台交流協会か日本自動車連盟(JAF)にて作成してもらえます。
※自分で中国語翻訳したものは使えません。
運転できる期間は、台湾へ入境後1年以内で、運転できる車種は日本の運転免許証にて運転が許可された車種となります。
台湾で車を運転する際には、必ず『日本の運転免許証』と『免許証の中国語翻訳文』、そしてもしものときに警察官が入境日を確認するためのパスポートも一緒に携帯しておくようにしましょう。
2.台湾の運転免許証を取得する
日本の運転免許証の中国語翻訳文を携帯しての車の運転は、期間が入境後1年以内しか運転することができませんし、いちいち免許証や翻訳文などを携帯しなければなりません。
そのため、台湾に留学や駐在、また移住して長期間台湾へ住むという方にとっては、中国語翻訳文を携帯しての車の運転は不便ですよね。
そこで、1年以上の停留または居留証をお持ちの方は、日本の運転免許証を台湾の運転免許証へ切り替えることができます!
台湾の運転免許証に切り替えたとしても、日本の運転免許証は失効しませんので安心してくださいね。
台湾の運転免許証に切り替えた場合、運転できる期間は停留または居留証の満了日までとなります。
また運転できる車種は、先ほどと同じく日本の運転免許証にて運転が許可された車種となります。
台湾の運転免許証切り替えの申請先は、台湾の道路監理機関という日本で言う免許センターのようなところです。
申請に必要な書類は、以下のようなものがあります。
- 申請書(道路監理機関またはウェブで取得可能)
- 日本の運転免許証とそのコピー
- 日本の運転免許証の中国語翻訳文
- パスポートとそのコピー
- 写真3枚(2.5cm×3.0cm)
- 停留または居留証
- 申請費用(台北市の場合は200元)
免許証切り替え申請の際には、医療機関での身体検査が必要となります。
医療機関によって免許証切り替えのための身体検査を行っていない施設もありますので、詳しくはお近くの道路監理機関へ問い合わせてみてください。
※身体検査の結果は申請書に記載するようになりますので、身体検査を受ける前に申請書を取得しておくようにしましょう。
台湾で運転できる免許証取得についての詳細は、こちらの【公益財団法人日本台湾交流協会公式サイト】をチェックしてみてくださいね。
台湾での車の運転についてのまとめ
これまで、台湾では絶対に車の運転をしないと心に決めていたのですが、やはり車を運転するようになると移動もラクになり、便利だなぁと思うようになりました。
まだまだ緊張しながらの運転ですが、練習を重ねて遠出の際には運転を交代し、夫の陳さんの負担を減らせるようにしたいと思います。
(旧正月には義家族とともに花蓮へ里帰りをするのですが、毎回渋滞にはまり花蓮から桃園まで片道12時間はかかります。これまでは陳さん一人で運転していました 涙)
台湾旅行に慣れてきて、レンタカーを借りて移動したいという方もいらっしゃるかと思いますが、台湾での運転は十分気をつけてくださいね。
台湾は海沿いを車で走るのも楽しいと思います。
どうぞ楽しい旅行となりますように。
それでは。